幼稚園の憂鬱

 

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今年から入園して、どうにかこうにか低空飛行ながらも登園していた息子が、近ごろはっきりと「ようちえん、いきたくない」と言い始め、母としては少々戸惑いを感じている今日この頃です。
初めての集団生活、色々とあるだろうね。と言うか、私自身、一時的に登園していなかったらしいし。さすがは私の息子。血は争えない。

きっかけになったのは、9月半ばに高熱を出して、数日間幼稚園を休んだことかも知れない。40度越えの高熱……自分の身に置き換えたら死ぬ思いがします。よくこの高熱を耐える力がこんな小さな体に備わっているものだと、驚いてしまいます。

夜に熱を出したので、タクシーで夜間も開いている病院に連れて行き、診てもらい(その頃には少し熱が下がり、少し周りをキョロキョロする余裕もあったかな)、薬をもらって帰宅。もう真夜中だったけど、そんなことはどうでもよく、とにかくできることをとスーパーに食べられそうなものを買いに走ったり(息子は夫に家で見ていてもらい)、プリンやゼリーなら食べると言うので食べさせてみたり、どうにか薬も飲ませ、寝た後も熱で苦しそうにしているので、とても自分は寝ていられる心境になく、うつらうつらとしながらもちょくちょく上掛けをかけなおし、ああ、親と言うのはこういうものなんだなぁとふと実感したりと、いろんな意味で泣きそうでした。熱でうなされる小さな息子を見るのはホントに辛い。

熱が下がり、そろそろ幼稚園にも行けるかなと登園させてみたものの、また二日後に40度越えの高熱。かかりつけのお医者さんの病院が休みのため、違う病院にタクシーで連れて行って診てもらい、帰りは息子が「でんしゃでかえりたい」と言うので、抱っこしながら駅まで歩き、ぜーぜー言いながら電車に乗って帰りました。家でまたプリンを食べさせ、夕食にはおかゆを出し、翌日もとても幼稚園など行かせる状況ではなかったのでお休みさせ……そんなこともあり、すっかり息子が「幼稚園に行かなくてもいい病」にかかった気がします(笑)

そして今度は三日後に、激しい腹下し。もう、何だか、母として謝り倒したい気分です。また病院に連れて行き、風邪から来るものだろうということで整腸剤を処方され、新たに追加された薬を服用することに。子供は熱を出しやすいとは言うものの、いざ目の前で苦しそうにしている息子を見ると、そんな一般常識などどうでも良くなります。ああ、可哀想に。代われるものなら代わってやりたい。でも私がそうなっても息子は困るのか。二人とも健康でいなくてはならないのですな。

元々、幼稚園のことはそれほど、みたいな息子なので、この休みまくった習慣のおかげで、すっかり幼稚園離れをしてしまいました。うーむ、どうしよう。そろそろ運動会があるんだけど。……行かない? って聞いたら、即「いかない」と答えるんだろうなぁ。なんか、色々と嫌なことがあるみたいです。

ま、無理はしないことだ。夫とも話をして、

夫「俺も幼稚園の運動会の記憶ないし、別に無理に行かせることもないでしょう」
私「それもそうだ」
夫「どちらかと言うと、幼稚園とか、向いてないよね、息子」
私「あ、やっぱ、そんな気がする?」
夫「一人で延々と遊び続けられるし、あれはもはや才能」
私「なかなかの才能だよね。あれを伸ばした方が良いのかねぇ」

人はそれぞれ千差万別。息子に一番良いような人生を歩んでもらえるよう、親として何ができるかしら。日々、模索中です。

……と言うことで、本編の更新はまだまだ先のことになりそうです。
落書きなら晒せるかも。あっちの方が時間がかからないので……^^;

Comment

  1. ケアル より:

    息子様、本当に大変な状況になったのですね…親子共々、身体を壊さなくて良かったですよビビ様。
    本編は、気になさらずに息子様のことを1番に、お願いしますね。
    更新、心から待っています先生。

    • bibi より:

      ケアル 様

      幸いにも私はちょっと鼻風邪を引いた程度で済んだので、親子共々ということにはなりませんでした。
      本編はもうしばらくお待ちください。1カ月以上空いてしまった……申し訳ないです。

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