またまた選挙ですね
今度は衆議院議員選挙……あれ? 一昨年もあったような気がする、なんて思いますが、一昨年の衆議院議員選挙はなくてもよかったものを無理にやったようなもので、今回とは意味合いが違うと思っています。選挙一回行う毎に、一体どれほどのお金が動いているんだという批判もあるようですが、今回の選挙は必要なものなんじゃないかなと、さまざま情報を見ているとそう思わせられます。
寒いこの冬の最中の選挙で、雪国の方々には投票が大変だという批判も見られますね。大変だと思います。特に、関東のからっとした地域に住んでいる私のような身のものとしては、雪深い地域に住まう方々のご苦労は察するに余りあるものと感じます。理想としては、春か秋、外を出歩くのに心地よい季節を選んで選挙を行ってもらえれば、それが一番いいに決まっています。暑い夏の選挙も、なかなかたまったものではありませんものね。
しかし、こればかりは何せ“タイミング”が最も優先されるものなのでしょう。今は日本の事情だけで動けるほど、世の中簡単な仕組みに収まっていません。世界情勢は目まぐるしく、ネットの発達などにもよって、一日であっという間にその情勢がひっくり返ることもしばしば。すべてにおいて、昔に比べて物事の速度が増したのは確かです。そんな状況の中では、一分一秒ものんびりしてはいられないという現実があるでしょう。
誰だって、何がベストでいつがベストのタイミングかなんて、分からないと思います。それが分かるのは、後になって、当時のことが過去になった時に初めて「あれはベストだった」と言えるかどうかというだけなんじゃないでしょうかね。そしてきっと世の中にはそうそう“ベスト”はなく、常に“ベター”をなるべく選ぶことぐらいしかできていないんじゃないかなと思っています。
で、とにかくまた選挙、ということで、私も一人の日本国民として投票には行く予定です。今回の選挙はとても忙しないことには違いないですね。投票日まで二週間、その間に公報が来て、投票用紙が発送され、掲示板が設置され……これらが全国各地で行われるんだから、実際に選挙にかかわる方々のご苦労も凄まじいものがありますね。本当に目が回るほどの忙しさかと思われます。
外国と比べて日本での投票率というのは低いようですが、それでも前回の参議院議員選挙では投票率が上がったようです。そして衆議院に続けて、参議院も与党は少数になりました。今も与党は少数のために、連立を組んでどうにか凌いでいるような状況です。
これって端的に言って、投票率が上がれば、それだけ政治の仕組みが変わるということを意味しているということですよね。今はどうやら政治に興味を持つ人も増え、ネットでも多くの政治系動画が上げられています。そして視聴回数もかなり増えているので、それに乗っかる動画が増え、視聴回数が増え、乗っかり……というスパイラルができているように見えます。
こんな状況、私は想像したこともありませんでした。というかそもそも、私がこれほど政治に興味を持つようになるとも思ったことはありません。政治も経済も、私には程遠い世界とずっと思っていましたから。多くの人は私とおんなじでしょう、きっと。政治も経済も、私のような庶民には関係なく、お上が上手いことやってくれているんだと信じていたところがありました。
だけど、さすがに近年、政治を信じられなくなる現象がはっきりと世の中に見えてきたので、いざ政治経済に目を向けてみれば……おいコラ、今まで何してくれとったんじゃ、という現実に気づかされてしまったと。一度知ってしまうと、もう知らなかった頃には戻れません。人間は機械ではないので、データを削除することはできない。一度記憶に刻まれてしまえば、その記憶はただ頭の片隅に残るだけではなく、自分の感情と一緒に身体の隅々にまで行き渡る感覚です。その感情が怒りから始まっているものだから、より忘れにくくなるのも当然というものです。
ただ、ここで表面上だけで何かを批判するのは違うかなとも思っています。それをやったら多分、誰かの思う壺になりかねない。だって今までずっとそうして、何も知らない私たち庶民は騙されていたようなものでしょう。表面上だけで何かをやりあって、互いに喧嘩するような事態を、もはや誰も望んでいませんし、それこそバカバカしいことだと冷めた目で見る感覚があります。
各政党、公約を掲げていますね。今回の選挙も一応、それを参考にさせてもらいます。しかしいつもながらに公約は言うだけで、選挙が終われば公約なんか守らないじゃん、といった批判をする人も多くいるでしょうし、私もそれは思っています。現に、公約は守るものではないなんて言った人もいますもんね。あれを言えちゃう辺りは、そもそも政治家の資格はないだろうなと思います。いや、政治家どころか……という話もなってきますが、ここでそれは特に掘り下げません。それこそ、アホらしい。
私としては、もう一度日本に元気を取り戻してほしいと願っています。私自身も知らないんですよ、景気の良かった時代の日本を。とても明るかったんでしょうね。当然、今の方が生活自体はとても便利になったことは違いないです。それなのにいかんせん、元気がない気がします、昔に比べて。
元気があるかどうかって、とても大事なことだと思うんですよね。何せ、一人の一人のやる気があれば、できることも数倍、数百倍、数千倍と膨れ上がっていくに違いありません。ドラゴンボールの元気玉ってありますが、あれは決して漫画の世界だけの話ではなくて、ただ漫画の中ではああやって可視化されているだけで、現実の世界にも見えないだけで、似た現象は確かにあるものだと思っています。
一人一人が元気を持って、それが一丸となれば、できることは増えるし向上するものだと思います。だから人は仲間を作って、チームを作って、組織を作って、いろいろなことをするんですもんね。まあ、組織を作って悪いことをする人もいるから、全てが良いわけではないですけど。でもそれはそれで、それを“悪いこと”と見定めることができれば、相手は組織になっているので一網打尽にすることもできるという……それこそ、私たち一人一人が“曇りなき眼”を持つ必要がありますね。私は思うのですが、恐らく日本人は曇りなき眼を持っている人が多いと思いますよ。そうじゃなければきっと、さまざまな楽しい漫画もアニメも生まれていなかったんじゃないかと思っています。今に流行る漫画も、今にリバイバルされる少し前の漫画も、多くの人がただ純粋に楽しめるものですもん。嫌味というものがないんですよ。もし根っこに何かしらの嫌味を感じれば、敏感に人々はそのような娯楽を避けて、きっとそれは流行らないものとなるのではないかと思います。それくらいに日本人には微細な感覚があるのだと思っています。それは今ぱっと生まれたものでもなく、むかーしむかしから培われてきたものです。私たちが生まれるよりもずーーーっと前から。
私は近頃本当に日本という国に生まれて良かったと思っています。とてつもなくラッキーだったと思います。だからこの日本という国を残していけたらなぁと思っています。そのためには……という考えで今回の選挙にも投票に行こうと思います。世界で最も長く続く国ということに誇りを持って。
知れば知るほど、この国には奇跡を感じます。一体何なんだろう、この国は、と。とても不思議な国です、日本というのは。そういう国をこの世界から失くしてはいけないでしょう。……今、そんなことを思うほどに、危機感を覚えています。皆さんにもぜひ、各政党の公約と、各政党の性格と、候補者個人についてちょっと勉強して、投票所に行っていただきたいなぁと思っています。