ヨシヒコと三つの宝

 

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勇者ヨシヒコと導かれし七人の第11話を見ました。
いよいよ物語も大詰めということで、緊張感のあるダンジョン探索。

の雰囲気だけでしたが。

仏のお告げによれば、魔王大神殿から三つの宝を奪わなくてはならないという。

一つ目:賢者の石
全ての呪文を得ることができるという石。とんでもない便利アイテム。

ム「それでは、私が」
メ「何で?」

二つ目:炎の刃
誰よりも強く剣を操ることができるアイテム。

ダ「それならば、俺が持とう」

三つ目:トドメの剣
名前のまんま。

ヨ「必ずや手に入れます」

メ「俺は?」

メレブ。安定のポジションです。

で、いきなり賢者の石ゲット。ここら辺(この端折りぶり)は素晴らしくヨシヒコクオリティです。
ム「うおおおー、呪文入ってきたーーー!」
メ「オレも魔法使いです。僕にもください!」

パリィィィン……。

メ「……割れた?」
ヨ「割れましたね」
ダ「何か呪文は、入ってきましたか?」
メ「いいえ、一つも(微笑)」
ム「うん、まあ、気にするな。呪文は私に任せて、チミは使えないオカッパ君として頑張りたまえ」
メ「……ブラズーレ」

彼の呪文は本当に何というか、攻撃ではなく、ちょっとした嫌がらせレベルですな。
しかも、結構悪質(笑

次は、滑る床。氷とかではない、現実的にはあり得ない、滑る床。
何度も同じルートで乗って、目を回すヨシヒコ一行。
メレブの助言により、床の模様が矢印になっていると気づき、進み方を歩きながら考えるヨシヒコ。

ヨ「……あっ」
ピロピロピロピロピロ……ピッ。
メ「んん~、ヨシヒコ、用心して、用心して。ヨシヒコ一人が乗るとみんな持ってかれるシステムだからこれ」

ドラクエシステムの一つ。四人組制度自動発動システム。
その後、ムラサキのお陰で階段までたどり着くも、

ヨ「……っ」
ピロピロピロピロピロ……ピッ。
メ「こぉれヨシヒコ、ケアレス、ケアレス、ノー!」
ヨ「……すみません」

ドラクエ4のパデキアの洞窟を思い出しました。
コントローラー操作を慎重にしないと、うっかり乗っちゃうんだよね、あれ。

次のステージには、大岩と、その先には両側に何やら怪しげな像。
先に宝箱が見え、メレブが用心するも構わずヨシヒコ「取ってきます」

ごおぉぉぉーーーっ。
ヨ「(棺桶)」

ムラサキのザオリクでさくっと生き返り、
ヨ「……私は?」
メ「死んだよ」
ヨ「何だとっ……!?」

死が軽いなぁ。

ダ「俺はできたての小籠包を丸ごと食うことができるんだ、ははっ。ま、見てな」
ごおぉぉぉーーーっ。
ダ「(棺桶)」

進む根拠が酷いな、ダンジョー(笑

ヨ「分かった。簡単なことですよ。下をくぐればいいんです」
ごおぉぉぉーーーっ。
ヨ「(棺桶)」
ム・メ「おいぃぃぃーーー」

岩で竜の口を塞げばいいと気づくムラサキ。
ヨシヒコがトンを悠に超える大岩をどうにか押して動かし、竜の口へ……。
ヨ「ふんんんんーーーっ」ゴロゴロゴロ……。
メ「おっと、行き過ぎた」
ごおぉぉぉーーーっ。
ヨ「(棺桶)」
メ・ム「おいぃぃぃーーー」

この竜の口からの火炎放射、実際のDQ5でもかなり苦労した覚えが……。
これが大嫌いと言うプレイヤーはかなり多いんじゃないかな。
おっと行き過ぎた、とか、おっとズレてた、とか、おっとさっき置いといたのがズレた、とか、本当にやった。
昔のゲームって、シビアですよね(笑

そして、たどりついた先の宝箱には、ミミック。
メ「何気に良くあることだ」
ほんと、シビア。
ドラクエ世界って、たまに本気で打ちのめされる時があるから怖い(笑

魔王のダンジョンで宿屋を営むのは、テツコという名の見た目は千と千尋のあの人。
混ざってるなぁ。
こんなところで宿屋を営む理由は、偏に「儲かるから」。
隙間産業って……。かなり命がけの隙間産業だな。

ダンジョンの最後のトラップは、バリア床。青と水色と白の、あれ。
迷わず踏み込むヨシヒコ。
ヨ「やっと二つ目の宝が手に入るぐっうっ!」

ヨ「い…今…に…二歩、歩きましたぁ……。あっ、あといっ、一歩歩いたら、死ぬ予感がします……」

予感(笑

ムラサキのリレミトでバリア床からの脱出を図るも、不思議な力でかき消されるという、ドラクエ世界の無情なお約束。
ルーラならっ、とムラサキがルーラを唱え、天井に頭をぶつけるという、ドラクエ世界の現実的なお約束。

そして、着地点が再びバリア床のヨシヒコは、

ヨ「(棺桶)」
ム・ダ「……あ~あ」
メ「いってぇ~……(頭さすり)」

今回は大詰めと言うこともあってか、ドラクエネタが満載で嬉しいです。

メレブがまた使えないであろう呪文「アサダ」を覚え、最後の宝箱を守る守り神(?)はどこかで見たことのある猫っぽいやつで、百裂肉球ー!と言って繰り出す技に、特にムラサキが酷い白目を披露し(あの顔がテレビでできる女優さん、他にいないと思う……)、何のかんのでトドメの剣を入手したヨシヒコたち。

最後の魔王の下に辿り着くシーンは、それらしい緊張感が漂っていましたね。
ゾーマさんを彷彿とさせる映像でした。大魔王っぽい感じ。

さてさて、次回で最終回ですね。
寂しいなぁ。
終わったらすぐに次作を期待してしまう……。

でも、次作がまた数年後とかになったら、ダンジョーさんに厳しい撮影になりそうなので、なるべく早めの次作をお願いしたいところです。

Comment

  1. ケアル より:

    ビビ様!
    竜の像は、スーファミでプレイしてたころは、本当に苦しみましたよ。
    岩を落とすことが子供の自分には今一、分からなかったことを思い出しました。
    最終的に、ある岩だけを使い、MPマックスに削られながら公共突破をし、その後のオークとキメラにボコボコにされたのを覚えてます(苦笑)

    • bibi より:

      ケアル 様

      竜の像の炎は本当にトラウマになるほどでしたよね。画面上で火を浴びた瞬間に「うぎゃあぁぁ……!」って本当に言っちゃうくらいの。サクッと棺桶になっちゃうのが何とも言えない感覚になったのを覚えています(泣)
      一つの岩だけで強行突破とは、やりますな、ケアルさん。あのおしゃれなオークとキメラにやられたんですね。あいつらもなかなかでしたよね。本当にあのデモンズタワーの戦いはスーファミ時代のものが鮮明に記憶に残っているくらいのトラウマです(笑)

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