一歳を過ぎてからの成長

 

この記事を書いている人 - WRITER -

我が子も既に一歳を過ぎてかなり経ちますが、それまでは歩く気配もなかったのに、一歳を過ぎた途端に立ち上がり、歩き出し、ついには走り出し、と、最近では彼の動きの速さに目をみはるばかりです。いつの間にそこにいたの? みたいなことが日に何度となくあります。

そして、真似も大分上手になってきました。
食事をしていても、いつになったら自分で食べ出すんだろうとか、手づかみ食べをさせましょうだなんて育児書に書いてあったりするけど、いやいや手づかみ食べなんてする兆しもありませんよ、と思っていたのが、最近になって突然フォークを持っておかずをつついて、上手いこと刺さったらそれを口に持って行くだなんてことをやってのけておりました。本当に突然だったので驚きましたが、きっと息子の中で色んな情報を処理するのに時間がかかって、ようやく処理できたのでやってみよう! となったのかな~と勝手に思っています。常々、周りのものを見て、色々と勉強しているんですね。こりゃあ下手なことはできませんな。

……と思うのが遅かったのか、飲み物を飲み終わった後に、明らかにタイミングを逸した「あーっ!」という、ビールでも飲んだのかという声を上げているのを見て、ちと反省。まだ授乳中なのでビールは飲みませんが、私がお茶なんかを飲んだ後にふざけて「あーっ!」と言っていたのをしっかり真似してくれちゃっていました。ま、可愛いからいっか。

食事をしていても、分かっているんだかいないんだか分かりませんが、「んまんま」と言い出したり、洗濯物を畳んでいると、自分の靴下を持ってどこにいくのかと思ったら、自分のたんすの引き出しを開けてしまおうとしていたり……とてつもない勢いでアウトプットの時期に来ているようで、私がついていけません。洗濯かごに入れっぱなしの洗濯ネットを次々と洗濯機に放り込んでいたり、もう見ていて面白過ぎる。

ただ、自我が強くなってきたのもあり、自分でやりたいことを少しでも手伝おうものなら、「いーっ!」と言って怒って物を投げたりするので、さてどうやって教えたらいいものかと思案中です。こちらが感情的になってはいけないと思いながらも、つい感情的になってしまいがちになるので、その都度反省。心と時間にゆとりがあれば、怒ることでもないはずなので、そこらを解決できればいいんだけど、なかなか難しいものです。

そしてそういう遊びは終わりがないので、尚更こちらの心のゆとりがなくなってしまうという、悪循環。コップでお茶を飲むのが楽しいのか、コップにお茶が入っているのが楽しいのか、もはや飲む目的ではない勢いでコップを傾けるので、たっぱ~んと豪快にお茶を服や絨毯の上にこぼすので、ついついこちらがふるふるしてしまいます。でもこれも息子なりの練習なんですよね。初めから上手くできる人間がいるわけがないと、こぼす前提でお茶の量を少なめにし、ちょっとだけ手を添えたりして(がっつり手を添えると怒る……困ったなぁ)飲ませています。この練習がないと、いつまで経っても上手く飲めないから、これは必要な時間だし、大事な時間なんだと、都度忘れずに自分に言い聞かせるようにしています。たっぱ~んとこぼした後で、ニコ~ッとされると、どうしたらいいのか分からなくなるのは、やっぱり我が子だからなんですかねぇ。怒る気になれん。まあ、怒ることではないのだけど。

子供を持つ身になって最も身に染みて思ったことは、「これ以上の人生経験はない」ということ。息子の成長に合わせて、次々と勉強の課題が出てきて、尚且つ己の精神も鍛えられるので、これ以上の人生経験はないと感じています。全ては息子のおかげです。

これからも息子の成長に合わせ、自分も成長して行かねばなりません。
これから魔の二歳児と呼ばれる時期に突入予定ですが、この言い方も大人の勝手な言い分なんだろうなぁと感じています。
恐らく、二歳児的には、
「色々とできるようになったから自分で色々とやりたいのに、どうして母ちゃんはボクの邪魔をするんだよぅ!」
というところなんでしょうね。色々と我慢させられる時期に入るので、それまではかなり自由に遊べていたのに、それが制限されることで癇癪を起したりするようになるんだろうなぁと予測しております。
息子が我慢させられているんだから、母親の私も息子の我慢にできるだけ付き合って行かねばと思っています。それには時間のゆとりと心のゆとりが必要……ということで、そろそろ買い物にでも行きたいなぁ。自分の服、買ってないなぁ。

で、明日(今日?)から主人の実家へ行って参ります。孫の来訪を心待ちにしているおじいちゃんおばあちゃんに孝行できればと思います。色々とできるようになったから、きっと驚くだろうなぁ。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

 




 
この記事を書いている人 - WRITER -

amazon

Copyright© LIKE A WIND , 2015 All Rights Reserved.