2023/05/09

鰭はヒレと読むんですね

 

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いや~、相変わらず良いわ~、と思ったのでちょっと書かせていただきます。

Spitz「美しい鰭」

当方、長いことスピッツさんが好きで、曲を様々拝聴しておりますが、今回出された曲もまた良いわぁと思ったのでこちらで少しばかり・・・いや~、ずっと聞いていられる。

鰭ってヒレって読むんですね。この鰭という字一つを取っても、色々と考えちゃいますねぇ。魚に老に日って。面白い字です。

魚はそのまま、魚にまつわる字ということですよね。ではこの老と日はいったい・・・と思ったらこの耆は「キ」と読む部分らしく、これは「背骨」や「背中」を意味するのだそう。

確かに鰭(ヒレ)と言えば、背鰭や尾鰭、胸鰭・・・大体が魚の身体の中心から出ていますね。水の中を泳ぐために進化した結果、魚には鰭ができたんだと考えると、進化は老いとも結びつくのかなと考えてみたり。そもそも、この鰭という漢字の中に詰まっている、一つ一つの字の意味が面白いし考えさせられちゃいますねぇ。老いは進化なのだと考えれば、今の自分を安心させられる面もあり(笑)

あ、ちなみにこの鰭という字、「ハタ」とも読むらしく、

私は小鰭(コハダ)が好きです、のような使い方もできます。光物って美味しい。

漢字という文字は奥が深いなぁとこういう時にふと思います。そもそも、漢字辞典とか国語辞典って、面白いと思ったことありませんか? それ自体が読み物になるくらい。頭に入るかどうかは別として(汗)

今はネットでも言葉の意味を調べることもできるんですが、やはり紙の辞典がいいなぁと、以前国語辞典を購入して、常に机の足元に置いています。子供に知らない言葉を聞かれた時にも、すぐに引けるように。

ネットも便利なんですけど、紙の辞書を引くと、その言葉だけではなくて、同じページに載ってる他の言葉にも目が行って、へえぇぇ、こんな言葉があるんだ~と意図せず気づかされることもあるんですよね。私は個人的に、こういう余白的な行動が大事なんじゃないかなと思っています。ほら、車のハンドルにも遊びの部分がありますよね。あれです、あれ。寧ろ、あれがないと大変でしょ、車の運転って。ちょっとハンドルを切っただけで、ぐいっと方向が変わってしまうのは、危なっかしいし味気もないし、取り返しもつかない雰囲気があります。……そんな車の運転云々を言う私は二十年以上にも渡るペーパードライバーですけどね(笑)

ま、余白好き人間が故に、こうしてドラクエという大作品の余白で大いに遊ばせてもらっているんですが。いつか誰かに怒られるんじゃないかと、ヒヤヒヤしながら続けさせてもらっています。……どうか怒られずに最後まで完走したいのですが、大丈夫かな……。

今回のこの「美しい鰭」、コナン映画の主題歌に歌われているようですね。そしてそちらの映画も多くの方々が楽しまれているようで。私なんぞは全く関係ないですが、まるで我が事のように嬉しく思っています。スピッツファンとしては、この題名からしてスピッツしてるぅ、と思ってしまうところです。美しいという言葉と、鰭という言葉をくっつける辺りにスピッツを感じます。言葉の対比がステキです。

どうやら映画の内容にもバチッと合っているようですね。この、何て言うか、ダイレクトな言葉を使わずに、情景や状態や経緯や、その中にふっと一言想いを添えて、そんなこんなの言葉を駆使して作り上げた一つのお話が詰まっているのが、スピッツさんの歌だなぁと思うわけです。これがいいんです。浸れます。この世界の中に入り込めます。勝手に曲に合わせた映像が頭の中に流れます。もちろん、公式に作られた映像もステキです。丁寧に作られていますよね。コンマ1秒たりとも、手を抜いていない感じがあります。やはり作品を作るのって、ある程度の勢いも大事ですが、じっくり丁寧に作り込むのもその作品に命を吹き込むのにとても大事なことなのではないかと思います。

ということで、私もできるだけ丁寧にじっくりと、しかし急ぎながら今後もお話を書いて行けたらと思います。最後までお付き合いいただけましたら幸いですm(_ _)m

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