2023/01/01

お金ってどこから来てる?

 

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私たちが普段使うお金とは、一体どこから来てるのかしら?

私は趣味でドラクエの世界をお話にして、今もまだ書き続けていますが、本当ならば世界の仕組みはもっともっと複雑で、到底書き切れるものではないと感じながらも、お話自体を面白く、一人でも多くの方の心に少しでも刺さればなぁと思いながら、まだ飽きずに書いています。長くなってほんとすんません。

とりあえずこの場で謝っておきたいと思います(汗)

で、ドラクエの世界では全く書いていない話として、世の中に流れるお金にまつわる話、があります。もし書ける側面があるとしたら、あれですかね、ルドマンさんや三つの国家を交えて、大きな話として書けるものになるかも知れません。それにしても、それほど複雑なお話は書けそうもありませんが。私ごときの頭なもんで(笑)。

そもそも、ドラクエ5の世界に存在する国自体がとても少ないので、そこまで複雑に絡み合ったお金の問題はなさそうな気がします。

ドラクエの世界ではあくまでも敵は人間ではなく、魔物なので、お金を軸とした大きな問題は起こらない・・・と思うことにしましょうか。

さて最近、現実の世の中で、この日本で、防衛費を増やすから増税止む無し、というような話が出ているようですね。増税・・・嫌ですね。嫌な響きしか感じません。誰でも嫌ですよね。増税万歳!とかなる人、いないですよね。(向こう側の人たちを除いては)

税金と言えば、ドラクエの話に戻りますが、ゲームの中のラインハットで重税に苦しむ国民の姿が描かれていたことを思い出します。覚えてる方、いらっしゃいますかね。まだ偽太后に国を牛耳られそうになっていた時代ですね。

あの状況って、ラインハットを牛耳って、実質的にトップに立っていた偽太后が指示をして、国民に重税を課していた、ということですよね。それって何のため?と改めて考えてみると・・・こうなるんじゃないかしらと。

・重税に苦しむ国民

→ 今日生きるにも精一杯

→ 国力の低下

→ 国の衰退

→ ラインハット亡国

こうして人間の国は一つ滅びましたと。そんな筋書きだったのかしら。まあ、そんな複雑なことではなく、単に人間を苦しめたいだけだったのかも知れないですが。ただ、ラインハットの隙を狙って内部に入り、内部から人間の国を滅ぼそうとしているところなんかは、なかなかに狡猾なやり方ですね。思い出せば、ドラクエ3のサマンオサも確か王様が魔物でしたよね。敵も一応、考えて行動しているんですね。

そもそも、ドラクエ4から5の世界は続いているはずなんですが、地形も変化しているし、4の世界ではもっと多くの国や町があったのに、5の世界で激減しているのは、そのような魔物(魔物とは限らないかも・・・)の手段が過去にいくつか成功していたからなんじゃないかしらと、そんな妄想をもするわけです。私ですからね(笑)

それ以前に、あの地形の変化は恐らくとんでもない災いによるもので、それで国も町も激減してしまったと考えられなくもないのですが。それはそれで物騒な話でやり切れない(泣)

ただ、ここから分かるのは、とにかく重い税金が課せられれば国民が苦しむのはゲームの中でも示されているくらいに当然の結果なんだと、そういうことですね。

そこでふと考えるのは、じゃあ国が取り上げた税金ってその後どうなってるのよ、という、その後のお話です。

悪趣味なヤツであれば、ただただお金を目の前に積み上げてニタニタ笑っているだけかも知れません。・・・あの偽太后のゲームの中での見た目から、そういうことをやっていてもおかしくはないと想像します。ただ単にキラキラしたものが好きなのよー、という理由。うーん、ありそう。

しかし私たちが現実に生きる世界ではそこまで単純な税金の使われ方はしていないはず、ですよね。あったら困るし、それこそ、そんな事実があったとしたら露呈した瞬間に暴動が起きそう・・・ふざけんじゃねーって。

話は戻り、税金の使い道、ですね。・・・いや、そもそも税金を納めるお金って、私たちが手にした所得やらから差っ引かれるわけだから、先ずは私たちがお金を手に入れなければならないと。そのお金って、どこから来てる?

凡そ、労働の対価として所得を得ているわけですよね。今月こんだけ働いたから、見合うだけのお金をちょーだい、と。そうしてお給料をもらったりしているわけで・・・

じゃあ、そのお給料を会社やお店はどうやって生み出しているのか。当然、商売で利益が出ないとお金は手に入らないですね。物やサービスを売って、それに見合うお金をもらって・・・って、反対に考えると物やサービスを買う消費者がいるので、そうして世の中では売買が常に行われていて、それでお金が回り巡って行く仕組みに・・・

いやいや、もっと”そもそも”の話なんですよ。

世の中に巡っているお金って、”そもそも”どこから来てるのよ?

日本の通貨って「円」ですよね。「円」という通貨を発行しているのは、紛れもなく日本ですね。他の国が「円」という通貨を発行していたらびっくりしますよね。

歴史を振り返ってみれば、昔の大卒初任給って今よりもずっと低かったんですよ。よく「昔とは貨幣価値が違う」って聞いたりしませんか? それってそもそも、世の中に出回っているお金の量が少なかった、ということなんでは?

でもそれから年を追うごとに、どんどんどんどん大卒の初任給も上がれば、物価も上がれば、日本の経済自体がみるみる大きくなっていった・・・それで貨幣価値が昔とは段違いになっている、と。

……ということはですよ、そもそも日本の中に出回るお金の量がめちゃくちゃ増えてる、ってことですよね。それってどうやって増やしてるの?と考えた時に、その答えって

「日本がどんどん「円」という通貨を発行してる」

からなんじゃないの? と、私は単純に思うわけです。

じゃあどうして通貨を発行したのかと考えると

『必要だったから』

でしょうねきっと。世の中に必要であれば通貨を発行できる、ということなんじゃないですかね、日本銀行が。

ただこれも「今は気分がいいからじゃんじゃんお金を発行しちゃうぜ~!」ぐらいのノリで発行していたら、ヤッバイことになるのは誰でも分かりますよね。必要なだけ発行するのなら良いでしょうけど、無駄に余計に一気に発行したところで、それって一時的に瞬間的に物やサービスに対してお金の価値が下がって、どどーんとインフレが起こって、見事世の中大混乱・・・って、分かりますかね? 経済学の話になるのかな。でもそんな難しい話じゃなくて、流れを考えれば普通に「ふーん」と理解できるような話だと思います。

そうして昔から日本は貨幣を発行し続けて来て、貨幣価値が変わるほどに常に貨幣を作り続けて来て、果たしてこの国が終わりそうな時があったんでしょうか。

国民一人当たりの借金が~、とか、このままでは日本が破綻してしまう~、とか、何やらそのような報道があったりしますが、ただただ多くの人たちを怖がらせるだけで、実際にどこまで通貨を発行できるのか、どこから先がヤバイのか、これだけの短期間にこれだけ通貨を発行しちゃうとマズイのか、など、もしこの国はヤバイんだ~と言うのなら、過去のデータからそのヤバさを割り出せるんじゃないでしょうかね。

もし雰囲気だけで、日本はヤバイ~と煽るような人がいるとすれば、それは即ちアレだと思います。(*アレには様々な内容のものが含まれているとお察しください)

そこで、話は戻って、今話題になっている防衛税の話です。

必要な時に通貨発行できると考えれば、それって「今」なんじゃないのかな、と素人考えに思うわけですよ。今の我々日本人、みんな軒並み生活に困ってますよね。物価は上がるわ、光熱費は目ん玉出そうになるわと、その状況で、更にこちらから税金として取るのかという動きを見せられては、たまったものではない、というのが多くの人たちの感想なんじゃないでしょうか。

第一、税金って、国民が得た所得や企業が得た利益などから一部取りまーすという、枠が決められ、痛みを伴うお金、というイメージがあります。今回の防衛に関しての話なんかは、そんな枠に収めて良い話なのかしらと、根本的に間違っている気がしてならないんですよね。

国って、国債を発行して通貨を生み出して・・・この国債の発行額を国の借金と言っているようなのですが、国の借金を失くそうと頑張って税金で相殺して行くとすると・・・あれ? 世の中のお金って全部無くなったりしないの? と、何とも不思議な疑問にぶち当たるわけです。そんなわけないじゃんて思うようなことが、もしかしたら私たち一般の中に広く知られている常識だったりするのでは、と。常識を疑え、ってヤツですかね。

国の存続が危うくなっているような状況で、国民も日々の生活に苦しんでいるような状況で、国が国を守ることに金を出し渋るとはどんな話よ、と素直に思っちゃうのは間違っているのかしら。思わずこんな今の状況に、上記でも示したラインハットの窮乏ぶりを思い出した次第です(汗)

じゃあラインハットはあの後、どうやって国を建て直したのかを考えると……当時、その辺りのお話を書いた時には、ラインハット国が(偽太后が)独占していたいわゆる金銀財宝をオラクルベリーなどに売り渡し、それで得たお金で国の再建に当たったと考えていましたが……それでは足りないかな。

城内にある教会が通貨発行を行い、国の財政を賄ったということにしておきましょうか。(教会ってドラクエの世界では絶大なる権威がありそう。なんせ人を生き返らせちゃうからね)

もちろん、「金をじゃんじゃん刷るぜー!」と好きに発行したのではなく、状況を見ながら、データを取りながら、計算しながら、必要分の通貨を発行した、ということでどうでしょう。そういう細かい仕事をしてたんですよきっと、彼は(笑)

……まあ、ドラクエの話に関してはただの私の妄想が過ぎるだけ、ということでご了承くださいませ。いつもの癖です。すみません。ドラクエの世界観を壊したらごめんなさい。今更の気がしますが(汗汗)

世の中には色々と知らないことが多過ぎて、どれに焦点を当てるかにいつも悩まされます。今回のお金のお話も、私の興味のほんの一端なので、まだまだ色々と深く掘り下げられますね。それだけで一冊、本が書けるかしら。その為にはもっともっと色々と知らないと、本なんて書けませんね。学ぶことはいつまでも尽きないなぁ。

Comment

  1. ケアル より:

    bibi様。
    日銀が日本円を作成し発行←あの…ずっと思っていることあるんですよ、国債として円を作るのは分かりますが、いったいどこまで日銀は紙幣を作ることができるんでしょうかね?
    日本の借金がうん兆円だのと言っていますが、根本的に何を基準にして、うん兆赤字という話になっているんでしょうかね?
    いつの時代から?いつの時期から?西暦何年の時からの借金?
    そして、何かあれば国債として日銀は円を発行する、発行←どこまで発行できるの?無限?限りなくお金を作ることができるのではないか?
    そう思うと、国債なんて有って無いものではないかと素人として感じるのは自分だけでしょうかね…。
    無限にお金を作れるならば、国債なんていう単語が可笑しいじゃないですか、だって無限なんですから。

    防衛費として金策しないといけないのはよく分かります。
    しかしね、なんでもかんでもすぐに、税金税金って政治家はバカばっかり、税金揚げる前に、もっとやることあるんではないかねとケアルは、いっつも思うんです!
    国民から吸い上げる前に、政治家である、あんたたちの給料を削減するとか、政治家の人数を減らすとか、議員年金なんていう国民から見たら意味分からないものを廃止するとか、色々とやることまだあるんではないでしょうかね。
    政治家はお金持ちだから税金が上がっても痛くもないんでしょうね。
    だからすぐに、法人税だの消費税だの酒税だのたばこ税だのいうんですよ、こんなに物価上昇しているのに(怒)

    そして今回のことで1番可笑しい話は、東日本復興金に手を出すことだと自分はかんじています。
    なんのための復興金を今まで貯めたと思っているんでしょうかね?
    我々全国民が所得税を値上げされたいちぶぶんを復興金に回しているのに、なぜ復興金を防衛費に回すかなぁ、まだ東日本は完全に復興していないのに。
    結局復興金が足りなくなるから国民から復興金を徴収するために期間延長するんですよね、けっきょくこれも増税なんです(苦笑)

    何が言いたいかって、国債っていうのは形だけで日銀は無限にお金を作ることできるならば、国債にしないで新たな日本円として円発行すればいいのにって思ってしまいます。
    国債っていつからの日本の借金なんだろうか…よく分かりません。

    • bibi より:

      ケアル 様

      鋭いご指摘ですね~。私の聞いた話に依れば、国債はいくらでも発行できるのが本当のところ、ということです。実際に日本の財務省も「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」という見解を述べています。要は、日本が円をいくら発行しても国が破綻することはないと。国債という名も、これは略されている名で、本当は国庫債券というものです。債務というわけではないみたいなんですよね。借金でも何でもないと。紛らわしい・・・。
      ただ、闇雲にお金を発行したらインフレを起こすことにもなるでしょうから、管理は必要ですよね。その管理のためという意味合いもあって、国債を発行して帳簿付けして、国のお金は今までにこれだけ発行されて、国内国外でこれだけ回っていますよ~、ということをやってるのが現実の話なんだろうなと。大体、考えてみれば、国の人口が増えて、国の経済を成長させたいと思うなら、流通するお金の量を増やさないと土台無理な話なんですよね。

      税金はあくまでも、経済の調整役という位置づけであって、決して財源ではないと。一般家庭の家計とはまるで違うんですよね、国のお金って。この辺りの話はもう結構出回っているところなのかなと思いますが、それでも今も大方、国民からむしり取る税金が国の財源なのだーと信じられていますよねきっと。今は政治家の中でもこの部分に突っ込んで話をして下さっている方もいるようです。政治の世界でも戦いが起こっているんですよ。ぜひ財政出動を推し進める方々に頑張っていただきたいところです。

      私たち国民もただぼんやりとこの状況を見ていれば、それは国側にいる悪者たちの思うつぼです。今は色々な方法で情報を得ることができますね。ただ流されるままに生きればその時は楽かも知れませんが、後でとんでもなく痛い目をみることになります。なので、大手メディアや新聞などでは知り得ない情報を自ら積極的に取ることから始めるのが必要かと思います。そしてただ聞くだけじゃなくて、それが本当に正しいことなのかと自分の頭で考えるのが大事。

      ある意味、国債でいくら通貨発行しても国は破綻しません。それと、日本が国債発行を始めたのは明治維新後からのようですよ。

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