幼稚園生活は順調なのかどうなのか
4月から息子が幼稚園に入園し、今まで何とか、風邪を引いて休んだ以外は無事に登園してくれています。
それでもやはり、家を出る時は微妙に渋り気味で、時間もないのにがっつりブロックで遊び始めたり、着替えは一向に自分でしようとはせず、母任せ。
「自分で上手に着られるんだから、着てみてよ~。幼稚園でも自分で上手に着られるんでしょ~。ずごいじゃん」
「じぶんでやらないよっ。おかあさんがやるほうがいいっ!」
見え透いたおだてなどに乗るものかと、キレ気味に返してくる息子。
それほど幼稚園に対してナーバスになっているのだろうね。
まあ、初めての集団生活、たかだか2、3カ月で「ようちえん、たのしい~」と言うくらい単純でないことは分かっていましたよ。想定内、想定内。
ただ、本当に幼稚園に行きたくないのなら、無理に行くことはない、と言うのが私の基本方針。別に無理して行くところでもないからね。現に私が幼稚園の時は、一時行かなかったらしいし。(嫌で嫌でどうしようもなかったのだと思われる)
なので一応、聞いてみるのです。
「幼稚園、本当に行きたくないなら行かなくてもいいよ」
「いくよっ!」
……難しいやっちゃ。
行く気はあるらしいです。
気持ちの整理をするのに、部屋でブロックで遊んだり、寝転がって地図を見ていたりするようですな。そうすることで気持ちを整理して、幼稚園に行くよ、という気持ちに持っていく、そんな感じに見えます。
大人だなぁ。偉いなぁ。
でも、幼稚園に行ったら行ったで、まあまあ楽しく遊んでいると、先生のお話。
家に帰ってきても、幼稚園の話を振ると、嫌がることもなく、
「きょうは〇〇くんと〇〇ちゃんがおやすみだったよ」
「すべりだいであそんでるときに、〇〇ちゃんがしたをはしってたよ」
「おすなばで〇〇くんがおみせのカゴをおしてたよ」
などなど、「今日の幼稚園」でまとめができそうなほど、色々と話してくれます。
息子の場合、自分自身も遊ぶんだけど、何にせよ、周りの観察を怠らない観察魔なところがあるので、色々と見て聞いて覚えて帰ってくるようです。
ただ、まだまだ3歳なので、若干(かなり?)創作が入り、どこからどこまでが真実なのか、見極めが難しいところもあるので、注意が必要です。3歳の言うことを鵜呑みにしてはいけない。
何にせよ、毎日毎日特別渋ることもなく、グズることもなく、幼稚園に行ってくれるので、母はとりあえず安心です。
幼稚園では色々とあるだろうけど、それも社会勉強。世の中にはいろんな人がいるのだよ。
最近では、お気に入りのお友達ができたらしく、登園途中でも、
「〇〇ちゃん、そろそろくるかな~」
「〇〇ちゃん、いまどのへんあるいてるかな~」
と、しきりに気にしている様子。ちなみに相手は女の子のお友達。
ああ、かわいい。(親バカ)
そういう楽しみができて良かったねぇ。
相手の女の子に相手にされているかどうかは疑問だけどね。
そうこうしているうちに、あっという間に1学期が終わりそうです。
過ぎてみればあっという間。
……と思っているのは私だけだったりして。