鬼滅の刃の熱が冷めやらず・・・
こちらのサイトの本編もどんどん進めて行きたいのですが、どうにも鬼滅の刃への熱が冷めやらず、むしろ上がる一方で、どうにも気持ちが落ち着きません。
ということで、ここではちょっと、鬼滅の刃の魅力について独り言をつらつらと書いてみようかと。
ストーリーが熱いです
前から気になっていた「鬼滅の刃」。
アマゾンプライムで観られるようだったので、何だかすごい人気だし、一度は観てみようかなと軽い気持ちで観てみました。
何なら、息子と一緒に見ようかなと思っていたのですが、ちょっとだけホラー気味の要素が垣間見えたので、下見として私が一人で夜中にこっそりと観ました。
第1話目からとんでもなく重い展開・・・出鼻をくじかれそうでしたが、こういう重い展開と言うのは、物語全体に重みを持たせるためにも必要なこと。
重い展開を持ち込むことで、見ている側の心を一気に惹きつける意味があると思います。
(ドラクエ5で言えば、パパスの死。主人公の奴隷生活。そういう重い展開があるからこそ、ドラクエ5の内容に非常に重みと厚みが出ています。そういうところに私は惹かれ、こうしてこのサイトを運営することになりました。)
・・・ただ、まだ6歳の息子にはちょっと映像がアレかなぁと思い、子どもと一緒に見るのはちょっと止めておこうかなと。なので、アニメを全話、一人で観ました。
鬼になった妹を救うために、兄が立ち上がる。これだけ聞けば、ああ、少年漫画の王道な感じだなぁと思うのですが、見せ方が丁寧ですよね。
普通、修行の場ってなんとなーく飛ばして描いて、いつの間にか強くなっちゃうパターンが多い気がしますが、修行の場も細かく丁寧に描写されていて、主人公がどうやって強くなっていったのかが映像で見られるのは嬉しいことだなと思いました。
しかも修行の年数が2年。リアルな年数です。その間に年齢も重ね、主人公は15歳に。
こういう時の流れもしっかり描写されているのが良いと思いました。人生って細切れじゃないですもんね。こういうある種の空白部分が一番気になるところだったりします。そこも描いているので、ああ、丁寧に作られた漫画なんだなぁと感じました。
戦闘シーンが熱すぎます
ただでさえ、重いストーリーで、描写もかなり残酷なものがあったりしますが、その中で描かれる戦闘シーンがとにかく熱いです。
ここ何年もアニメをまともに見ていなかったのですが、最近ではここまで映像が進化しているんですね。本当に驚きでした。
水の呼吸から繰り出される主人公である炭治郎の技は、一つ一つが丁寧に作りこまれていて、何枚もの美しい絵を見せられている気分でした。
そして、炎の技を繰り出した時には、これで心が燃えない人がいるんだろうかと、熱い展開に画面から目が少しも離せませんでした。
水から炎へ。こういう属性の変化というのも、心が燃える場面だと思います。
また、戦闘シーンが一連の流れになるように、炭治郎の目線で追いかける感じに描写されている所がまた何とも言えない感動がありました。動きがあって、手に汗握る、ドキドキワクワクさせられる、一緒になって「行けぇー!」と叫んでしまいたくなる、そんな戦闘シーンの描写にどうにも惹きつけられました。
・・・ま、一番心を持って行かれたのは、善逸の戦闘シーンでしたが。
月をバックにあの映像は・・・多分、作者の方もアニメを作っている方々も善逸が好きなんでしょう。カッコよすぎました。
戦闘シーンを支えるBGMにもやられました。アニメのBGMって今やあんな感じなんですか?
一つ一つがかっこよい。
BGMだけでご飯が食べられます。
このBGMを聞いてお話を書くと、良い戦闘シーンが書けそうです。ああ、でも鬼滅の刃のBGMだと、どうしても刀が必要になりそうですね。
大正時代の日本を舞台にしていることもあり、笛や琴などの和楽器の音が響き、それがまた何とも情緒があって痺れます。
日本人に生まれ、日本人としてこの音楽の情緒が分かる人として育って良かったと、そんなことを思いました。
そしてなんとなくですが、もののけ姫を思い出しました。もののけ姫は映画ですが、その映画のクオリティをこのアニメでは出してしまっているのかなと。
このアニメを作る人たち・・・本当に「鬼滅の刃」が好きなんだろうなと、ものづくりに本気で関わる人々を心底尊敬しました。素晴らしいです、本当に。
ゲーム性があって楽しい
水の呼吸、雷の呼吸、獣の呼吸と、色分けできそうな呼吸の種類で、それぞれ異なる技を使える辺りは、ゲーム性があるなぁと思いました。
私はもっぱらRPG、しかもドラクエやFFくらいしかやらなかったのですが、その中でも個性のあるキャラクターがそれぞれの特性を生かした特技や呪文が使えるのって、とてもワクワクするんですよね。
そういう性質が、このアニメにはあるなぁと。
技の種類そのものが、そのキャラクターの個性を位置づけるという意味で、キャラクターへの思いもそこでより深まります。
やっぱりそれぞれが異なる技を身につけているのは、それぞれのキャラクターに対する情熱をはっきりと区別してくれます。個性をぼんやりさせない、それって物語を作る上でもとても大事なことなのかも知れません。
これがゲームになったとしても、何の違和感もありません。実際にゲームになっているのかな?
ゲームとしても、はっきりと鬼を倒すという目的の下に構成されるでしょうから、作りやすいものかも知れませんね。
敵の鬼に対しても、「情」を持つ
ここがこの漫画の最も良いところなんじゃないかなと思います。
敵に対しても慈愛の心を持つ。敵には敵の事情がある。生まれながらの敵と言うわけじゃない。
そこを掘り下げて書くことで、一層、ストーリーに深みが出て、敵である鬼を無条件に憎むことができなくなります。
そういう意味で、この漫画は全体が優しさでできているのかなと感じました。
そして、そういう優しさをみんなにも持って欲しい、相手のことを考えられる人間になって欲しいと、そんな願いさえ込められているのかも、なんて思ってしまいました。
もちろん、自分の身内が殺められれば、こういう優しさを忘れて、感情のまま怒り狂うことがあるのも、人間味があってとても現実的です。
表面上ではない、内面に深く入り込んでくる内容に、多くの方々が惹きつけられているのではないでしょうか。
・・・ああ、本当なら、漫画を全巻揃えて、一から読んでみたい。
しかしその時間を捻出したら、当然のようにこちらのサイトが進まなくなるので、ここでこうして一度、「鬼滅の刃」への熱を吐き出すことで、消化したかったというのが本音です。
まだまだ語りたいことは山ほどありますが、終わらなくなりそうなので。
大丈夫。私は我慢できる。大人だから。
一度、絵に描いてみてちょっとすっきりしたし、ここらでちゃんと当サイトのドラクエを進めたいと思います。
進めないとねぇ。まだ終わりが見えてないんだし(泣)
Comment
bibi様。
鬼滅の刃、熱覚めやらぬ感じみたいですね。
世間では、すんごぉく流行っているみたいで、ローソンのレシートスタンプの期間限定景品になっていますよね。
あれって全国の景品ですよね?
まさか地域限定なのかなローソン…。
bibi様の方でもローソンのレシートスタンプ鬼滅の刃やっていますか?
もしかして、もうゲットしちゃいましたか?(ピッピカチュウ)
ケアル 様
世間ではとても流行っていたんですねぇ。いやぁ、今まで気づかずに過ごしてきたって、ある意味すごいと思います、自分。
ローソンでそのような企画をしているんですね。生憎と近くにローソンがない・・・(笑)
鬼滅の刃は子供には見せない予定なので(私も見ていて辛い映像があったので・・・)、景品など家に置くようなものは手に入れない予定です。ここは、子どものためにも我慢です。
というか、私もあまりにハマり過ぎると、他のことが手に着かなくなるので、ほどほどにしておきたいところです(笑)