2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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元旦から地震に見舞われ、今も苦しい状況下におられる方々が多くいらっしゃることと思います。早く皆様のところに救助の手が伸びることを祈っています。道路が寸断されて救助の手が伸びないということを聞いています。そもそも、現地に辿り着くための道路が少なく、孤立した場所もあると。大掛かりな事態は個々人ではどうにもならず、国が動かなければならない時なのは誰もが分かっていることだと思います。しかも迅速に、大きく、惜しげなく。人の命がかかっているんですから、命以外の何かを惜しんでいる場合ではないでしょう。そんなの、バカでも分かります。人の心があれば。北陸の寒さや雪深さを想像しても、想像するだけで辛いことです。実際に厳しい冬の寒さの中に置かれている方々のことを思うと、早く早く助けてあげて下さいとそれだけを思います。現地で救助に当たっている方々も懸命に頑張っておられると思います。当方の主人も元自衛官。阪神淡路大震災の際に現地に向かったことがあると話していました。その際、やはり設備を持った自衛隊でなければできないことが殆どだと、そのようなことを話していました。大掛かりな救助は大掛かりで統制された組織や隊でないと上手く進められないのが現実ということなんでしょうね。

それで私なんかの個人ができることは、寄付もそうなんでしょうが、私は最近思うんです。国民の善意や優しさに、国が甘えていないかと。国立科学博物館の件に関しても、本来ならば国が自国の文化財を守らなきゃいけないところでしょう。それを国民一人一人の善意を頼りにするのは、あまりにも無責任なんじゃないかと。寄付が集まったことで美しい話に仕立てて、それですっと幕引きなんてされてしまっては、それは全く問題の解決になっていないでしょう。国と言うのは続いて行くんですから、一時的なものでは多くのものが守れないし続かないし、寄付が集まるかどうかなんて博打みたいな守り方は本来あるべき守り方ではないんじゃないでしょうかね。もちろん、寄付をする方々を貶める意図は全くありません。その精神や行動は当然に賞賛されるべきものです。それとは別の話で、国が国を守らないでどうするの、という話です。

日本では政治の話をするのがタブーみたいな雰囲気がありますが、それも戦後から徐々に醸成されていった日本独特の雰囲気だということが最近ようやく分かってきました。外国では自国の政治の話をするのって、普通のことなんでしょう? 大体、私の父も生前は普通に政治の話をしていたことを思い出します。ただ、与えられる情報がテレビや新聞が主だったものだったために、その内容が果たして正しいものだったかどうかは疑わしいところもありますが、政治の話をすること自体は普通のことだったと思います。昭和一桁生まれ。銭形のとっつあんがルパンに言われるくらいの年ですね。きっと戦前生まれの人たちは普通に政治の話をしていた空気の中に生きていたんじゃないのかしら。

政治の話をすると煙たがられたり、そんな難しい話は分からないという気持ちが先に立ったりするのも感覚的に分かります。しかし今やほとんどの人が大学にまで進学するような時代だし、様々な情報を得やすい環境があります。それでいて政治経済は分からないと言ってしまうのは、厳しく言えば、言い訳にもならない。そしてそろそろ皆が皆、この国のことやこの世界のことに興味を持って目を向けないと、本当に何と言うか……崖っぷちです。陰謀論だなんて簡単な言葉で片づけて、世界を分かったような顔をしている人はきっと何も分かっていないか、分かりたくないか、分かっていて敢えて目を背けさせているか。どちらにせよ、良くないことだと思います。

事実は小説より奇なり。作り話よりも漫画やゲームよりも、現実の世界の方が余程奇妙なものなんでしょう。何て言ったって、今や80億人の人間が地球上に生きているんですから。動物も植物も何もかもが互いに作用し合っているこの現実世界の方が余程、虚構の世界よりも虚構感が濃いのでは。

……新年早々色々と書いてしまいましたが、兎にも角にも本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年こそは……こちらのお話も終わりまで書き上げられればと思います。

あ、尚年末からハマっていた進撃の巨人はそろそろ全話、アニメを見終わりそうです。流行っていた理由がよく分かりました。主題歌も有名でしたよね。今、遅ればせながらその主題歌をガンガンに聞きながら、新しいお話に向けての気分を高めています。戦闘シーンを書くのに向いている曲が多いですね。特に絶望的な戦闘シーンに向いていそう……うーむ(汗)

しかしこの漫画、アニメが世界中で流行ったというのは、それだけで意味が深いなと思ってしまいます。この終末観漂う物語に、世界中の多くの人々の目が一斉に向いたと言うこと自体が、誰もが現実世界に目覚めたかったんじゃないのかしら。そんな風にも思ってしまうような熱い漫画に今になって出会えて良かったと思います。

これまでこのアニメを避けていたのは、子供への影響や私のただの先入観。巨人が人喰ってくっちゃくっちゃしてるのはちょっと見られないと主人に話したところ、そんなアニメは世界でも流行らないと冷静に返され、年末風邪でほとんど横になっていたのもあって見てみたところハマったと。もっとじっくり見て、感想なども細かく書いてみたいですけど……いや、私は私のお話に集中したいと思います。いい加減にこちらはこちらで終わらせなくては。

Comment

  1. ホイミン より:

    bibi様
    かなり遅くなりましたけど、あけましておめでとうございます。
    パソコンの調子が悪くてなかなか見ることができませんでした。
    私は、今グランバニアにいるサンチョ、オジロン、ドリス、ピピンや、お留守番のモンスターとかがどうなっているかが気になります。
    そうそう、エビルマウンテンには、メタルキングがいますよね。
    リュカはむやみに倒さなさそうですよね〜。
    あとはガルバ、ゴルバ、ライオネックなど…ラストダンジョンのモンスターの描写、楽しみにしています。
    では、今年もよろしくお願いいたします。

    • bibi より:

      ホイミン 様

      気付けばもう1月半ばを過ぎているんですね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
      そうですよね、地上に残っている人たちの様子、気になりますよね。いずれどこかで、そちらのお話も挟む予定です。まだまだ先になりそうですが。
      これからどんどん敵が強くなるために、書く側も緊張感が増しそうです。個人的にはガルバ、ゴルバには苦い思い出が……。いつの間にか全滅していた思い出が……(汗)
      年が明けてまだ一つも更新できていない有様ですが、今年もちまちま書いて行ければと思います。よろしくお願い申し上げます。

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