メンバーチェンジ

 

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王室上階にある国王の私室には、グランバニアの城下町とは違い日の光が差し込み、朝日を感じることができる。大きな窓の外には青空があり、綿のようなもくもくとした雲がちらほらと浮かんでいる。森林地帯に囲まれたグランバニアはじめっとした気候で、昨夜はリュカがサンチョの家から城に戻る頃になって雨が降り出していた。夜明け頃には雨も上がっていたようだが、森が雨露を外に向かって吐き出しているため、朝のグランバニアの森は霧に包まれていることが多いようだ。
リュカたちのいるグランバニア城三階の国王私室にもいくらか霧が上ってきているようだが、朝はまだ気温が低いため蒸し暑さを感じることはない。リュカはテーブルに並べられている食事を次々と平らげながらも、外に見える白い綿のような雲をぼんやりと見つめていた。
「つい一昨日、この国に着いただなんて嘘みたいだわ。たった一日寝ていただけなのに、何だか身体が重くって……」
「ビアンカ、それは今までが無理をし過ぎてたんだよ。それに身体が重くってって言うのは、本当に重いんだと思うよ。お腹に赤ちゃんがいるんだからさ」
「そりゃそうだけどさ、一昨日まではそれほど重いなんて感じてなかったのよ。それがこの一日で急に成長したみたいに重くなっちゃって」
そう言いながら腹を擦るビアンカを見て、リュカも彼女の腹が一昨日よりも、昨日よりも大きくなっているように感じられた。一日、二日でそれほど変わるものとも思えないが、ビアンカがゆったりした服を着ているせいか、ビアンカ自身も少々ふくよかになっている気がする。
「お母さんにゆっくり休んで欲しいんだね、きっと。身体が軽いままだと、あっちこっちふらふら行きかねないから、必死に重くしてるんだよ」
「赤ちゃんが?」
「そう、赤ちゃんが」
「何よそれ。そんなに落ち着きないかしら、私」
「ない方だと思う」
「そんなにはっきり言わなくてもいいじゃない。私だって赤ちゃんのためにって、頑張って静かにしてるのよ」
「頑張らないと静かにできないんだろ? 普通は頑張らなくても静かにできると思うんだけどな」
「だってこうして食事の支度をしてくださってる方にも悪いなぁって思うから、やっぱり手伝いたいじゃない。お洗濯だってお任せしっぱなしだし、何もかもやってくださるんだもの、何だか落ち着かないわ」
ビアンカは幼い頃から宿の手伝いをするなど、積極的に何でも自分でやりたがる女の子だった。そしてそれが自分のやるべきことだと思っていた。母を亡くしてからは体の弱い父の世話をしながら、村での手伝いもこなし、それこそあちこちに出歩いて常に体を動かしていた。リュカとの旅に出てからも、ただでさえ過酷な旅だったが、たとえ疲れていても自分から疲れたなどとは言わず、その時その時を楽しむようにしていた。それが彼女の生き方なのだ。ただ漫然と何もせずにじっとしていることなど、彼女には考えられないことだ。ベッドで一日横になっていなさいと言われたら、それだけで病気になってしまいかねないほど、体を動かしていたいのだ。
「ビアンカ様、あなたにお手伝いされてしまったら、私たちの仕事がなくなってしまいます。どうか私たちの生活のためにも、あなたのお世話をさせてくださいませ」
「でも今日から少しは体を動かしてもいいってシスターが仰ってたわ。だから少しくらいは何かさせてください」
「こちらは間に合っておりますので……それでしたら、ドリス様とお茶をお飲みになるのはいかがでしょう?」
食欲旺盛なビアンカの空になった皿を片付ける給仕係が、はたと思いついたように明るい声で提案する。その内容に、リュカも「あっ」と声を上げて反応する。
「僕もそれ、思ってたんだ。ドリスも何だか時間を持て余してるみたいだから、ビアンカが旅の話をしてあげたら、きっと喜ぶよ」
「ドリスさんって、オジロン王の娘さんよね? え、だって、私なんかがお話できる方じゃないんじゃないかしら……」
「でもきっとドリスもビアンカと話がしたいんじゃないかな。それにドリスは、僕の従妹だよ。そんなにかしこまらなくてもいい気がするけどな。そういうの、好きじゃなさそうだし」
「……そっか、リュカはドリスさんとちょこちょこお話してるのね。うーん、ドリスさんさえ良ければ、そういうのもいいかも知れないわね」
話をしながらもビアンカは食事をきれいに平らげていく。元からそれほど食が細い方ではなかったが、今はリュカが目を見張るほどの食欲が出ているようだ。リュカとほぼ同じ量の食事をいとも容易く平らげてしまっている。
「リュカは今日、また旅に出ちゃうのよね……」
口元を白いナフキンで拭いながら、ビアンカは少し声を落としてそう言った。デザートの果物も既にきれいに食べてしまっている。ナフキンをテーブルに置くと、ビアンカはいつものように無意識に腹に両手を当てる。まるで「美味しかった?」とでも聞いているような仕草だ。
「一緒に行きたかった?」
「そりゃそうだけど……私も一緒に冒険に出たいけど、もうワガママ言わないわ。だって丈夫な赤ちゃんを産んで、リュカの喜ぶ顔が見たいもんね」
ビアンカの言葉や声には、もう我慢と言う雰囲気は感じられなかった。彼女は自分のやるべきことを全うするために、自然と冒険心を封じているのだ。彼女の中では今、冒険に対する憧れよりも、元気で丈夫な赤ちゃんを産むことが優先されている。それは彼女が冒険を我慢しているのではなく、新しい冒険に出るような感覚になっているのだろうと、リュカは妻の様子からそう窺えた。
「喜んでくれるよね?」
反応のないリュカの顔を覗き込むようにして、ビアンカが問いかける。今は夫と言う立場だが、間もなく子供たちの父となるリュカに、ビアンカは彼の不安定さを感じた。ビアンカは自身の腹が日に日に膨らみ、動き、重くなっていくことを実感し、まだ生まれる前から子供は育っているのだと分かっているが、リュカにしてみれば突然この世に生まれてくる生き物に一体どうすればいいのか分からない状態に違いない。子供が生まれて喜べるかどうかも、リュカには全く分からないのだ。
「きっと、喜ぶと思うよ」
率直な思いを口にし、リュカは自分の気持ちを落ち着けた。言葉にしたことは、リュカの本音だ。子供が生まれて喜ぶかどうかは良く分からない。まだ未来の感情を想像できない。しかし恐らく、ビアンカが無事に子供を産んでくれたら、それを喜ばないはずはないという思いはある。サンチョも言っていたが、ビアンカから産まれる赤ん坊は恐らく玉のように可愛いものなのだろう。ビアンカが赤ん坊を腕に抱いている姿を想像すれば、震えるほどの感情が沸き起こるが、それが一体どのような感情なのか、リュカ自身にもまだ良く分かっていないのだ。
「あなたのことだもの、絶対に喜んでくれるわ」
ビアンカにはリュカが泣いて喜ぶ姿がありありと想像できた。誰にでも優しく、魔物にまで愛情を注げる彼が、自分の子供が生まれたのを見て喜ばないはずがない。リュカはまだ意識していないだろうが、恐らく彼は子供を目に入れても痛くないほどの可愛がりようで愛情を注ぐに違いないと、ビアンカは一人想像して小さく笑った。
「早く戻ってこないと、先に産まれちゃうからね。この子のためにも早く帰ってきてね」
「うん、ビアンカも無理しないでしっかり休んでるんだよ」
「リュカも、気をつけてね」
朝食の時間が終わると、リュカは旅支度を整え、王室へ下る階段を下りていく。その後ろ姿をビアンカはじっと見守っていたが、リュカの姿が見えなくなると、腹を両手で擦りながら「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせるように呟いていた。



「おお、リュカよ。奥方と朝食は取ったかね?」
「はい、美味しかったです。ビアンカもたくさん食べていました」
「そうかそうか、それは何より。奥方は腹の赤ん坊の分まで食べなくてはならんからな。しっかり栄養をつけておいてもらわねば」
場所は王室でオジロン王は玉座に着いているのだが、リュカはただ叔父さんに話しているといった雰囲気で、特に緊張もなく言葉を交わす。この親しみのある雰囲気がオジロンの良いところでもあり、また王としての威厳がないとされるところでもある。リュカとしてはオジロン王の横に常に立っている大臣の視線の方が気になり、冷めたその視線を感じると自然と背筋が伸びてしまう。ただそれは、大臣としての威厳を感じるのではなく、警戒しなければならない雰囲気を感じているからに過ぎない。
「坊ちゃん、もう支度をされてきたんですね」
「うん、ビアンカにももう言ってあるよ」
当然のように王室にはサンチョの姿があった。オジロン王の座る玉座の前に跪いているサンチョの姿も既に旅装に包まれている。彼の横に置かれている旅に持って行く荷の大きさを見て、リュカは懐かしさを感じた。
はっきりと覚えているわけではない。しかしかつて父と旅をしていた時、サンチョは常に背に巨大な荷物を背負い、持ち歩いていた。その中には旅に必要な薬草などの道具はもちろん、旅の途中で調理するための鍋や食器、着替えに布団まで彼は文句も言わずに背負って歩いていた。そして今も、ほとんどその時と同じような荷物を整え、旅に出る準備を済ませてきている。
「では改めてそのお心を、オジロン王にお伝えくださいませ」
サンチョに促され、リュカはサンチョの隣に並ぶようにしてオジロン王の前に立つ。そしてサンチョに倣い、王の前で跪くと、オジロン王の目を見ながら真剣な表情で話す。
「父を継ぐため、王家の証を取ってきます」
リュカの目を見ながら、オジロンの胸中には様々な思いが広がった。リュカの真剣な表情は、まるで兄そのもののようだった。普段は義理姉であるマーサに似ていると感じるが、固い決意を示した男としてのリュカの表情は、パパスによく似ていた。パパスがマーサを助けに行くと決め、このまま死んでしまうのではないかと思うほどに泣き叫ぶ赤ん坊のリュカを旅に連れて行くと決めた時、パパスは今のリュカと同じような顔つきをしていた。あの時の兄と同じほどの決意を見せるリュカに、オジロンは同じように固い表情を示し、心の中は甥であるリュカを心配する気持ちで満ちていた。
「覚悟を決めてくれたのだな、リュカよ」
「父が治めるはずだったこの国から、僕は逃げるべきじゃないんです」
「そうだな……本来であれば、この国は兄上がずっと治め続けるはずだった。姉上があんなことにならなければ……」
「それに、これから生まれてくる子供のためにも、僕は逃げる人間になりたくないんです。もし僕が王になることを嫌だって言ったら、そんな僕の背中を子供が見るんです。それって、嫌です。逃げる父親になんてなりたくない。僕は子供のためにも堂々と生きていきたいと思います」
昨夜、ビアンカとゆっくり過ごしたこともあり、リュカの中でこれから生まれてくる子供はより特別な存在になっていた。妻の腹を蹴る小さな足、食事の時の落ち着かなくなる腹の動き、彼女が寝ようとしていると静かにその時を待って同じように静かに眠ってしまったお腹の中の小さな命。それらはリュカに父としての意識を少しずつ芽生えさせていた。母となるビアンカも、彼女のお腹の中の命も、懸命に一日一日を頑張って過ごしている。その一方で、リュカは自分だけその宿命から逃れることはできないのだと、妻の腹を撫でながらそう考えていた。
リュカの父パパスは最期まで、リュカの誇るべき父だった。父はいつでも堂々としていて、嘘をついて人を騙すようなこともない誠実さを持ち、少々不器用ながらも子供に対してこれ以上ない愛情を注いでくれた。リュカの生きる目標は、少しでも父に近づくことだ。決して追いつくことはない父の背中に、限りなく近づきたいという思いが、リュカの心の底にはいつでもあり続ける。
「リュカはもう、父親だな。兄上よりもずっと父親らしい」
そういうオジロンの声は少しだけ涙声になっていた。つい一昨日まで、リュカがこの国を訪れるまで、オジロンの中のリュカは赤ん坊のまま時を止めていた。それが今は一人の父親になろうとしている。それほどに成長したリュカと言う甥に対して、オジロンは感動を覚えざるを得なかった。
「これからサンチョと、僕の仲間たちと一緒に王家の証を取りに行ってきます」
「試練の洞窟はこの城の東、森の中じゃ! 今は魔物も棲みつくという場所……十分に気をつけて行くのだぞ」
「ちょ、ちょっとお待ちください。仲間と言うのは一体……?」
一人、事情を掴み切れていない大臣が慌てた様子でオジロン王に問いかける。大臣の声にオジロンは明らかに「しまった……」というような気まずい表情を見せる。頬を指でぽりぽりとかくと、大臣を見るのではなく、窓の外の景色を眺めながら小声で伝える。
「ふむ。リュカにはのう、旅の仲間がおるらしいのじゃよ」
「あの奥方の他にもいらっしゃるということですかな?」
「そうです、魔物の仲間がいます。今はこの城に入ってお世話になっているはずです」
リュカが何でもないというように話をすると、大臣は口を開け、目を見開き、しばらくそのまま止まってしまった。息をするのも忘れているようだ。
「な、な、なんですと!? オジロン王! 私は何もそんな話は聞いておりませんぞ。そのような大事なことを何故私に話さなかったのですか? しかも、ま、魔物の仲間!?」
大臣の驚きように、リュカも驚いていた。てっきりオジロン王から大臣に話してあるものだと思っていたため、大臣が魔物の仲間たちのことを知らなかったことにリュカは思わずオジロン王を見る。するとオジロン王はやはりリュカとも目を合わせようとせず、目を泳がせながら王室内をふらふらと見渡す。
「ま、まあ、良いではないか。リュカの連れている魔物たちも、姉上を待つ者たちのようにとても穏やか。何の問題もないであろう」
「問題のあるなしではございません。何故私に伝えなかったのかということなんです。王の側近である私が知らずに済ませられる問題ではないでしょう。城の中に魔物たちが……おお、恐ろしい」
「何をそんなに怯える必要があるんじゃ。この城には既に姉上を待つ魔物たちがおるではないか」
「王は魔物どもを信じすぎですぞ。それに王家の証を取りに行くのに、サンチョ殿はまあ良いとして、魔物どもも連れて行くのですか? それはやはり、王家のしきたりに反するのではないでしょうか」
「しかしのう、今は試練の洞窟も魔物の巣窟になっているというではないか。そこへリュカとサンチョ二人だけで行かせるのはあまりにも危険が伴うではないか。大臣よ、時代が違うのじゃ、時代が。今回は特例として、魔物の仲間たちも共に行かせてやろうではないか」
いつもであれば大臣の言葉に屈してしまいかねないオジロンだが、今は大事な甥であるリュカを守らなければならないという使命がある。それは兄であるパパスの願いでもあり、オジロン自身の意思でもあった。オジロンの本心は王家の証などなくともリュカをこの玉座に座らせたいという思いだが、大臣の言う通りこの国の王になるためには試練の洞窟へ王家の証を取りに行くのはグランバニア建国以来のしきたりだ。それをオジロンの思いだけで覆してしまうほど、彼の意思は強くない。
珍しく反論を重ねてくるオジロンに対し、大臣はまるで国王を睨みつけるような態度を取っていたが、一つふっと息をつくと突然態度を翻した。
「確かにオジロン王の言われる通り、昔と今は事情が違いますな。仕方がありません、その魔物の仲間とやらを連れて行くのも良しとしましょう」
「おお、分かってくれたか、大臣。そもそも、試練の洞窟は国王の資質を試す場所。決して魔物と戦うことが目的ではないのだ」
大臣の態度の軟化に、オジロンは安堵した様子でにこやかな表情を見せる。今や魔物の巣窟となってしまった試練の洞窟に、大事な甥一人と大事な臣下の一人だけで行かせるわけにはいかない。リュカが魔物の仲間たちも連れて行けば、長旅をしてきた彼らならば首尾よく王家の証を手に入れてくれるだろうと、オジロンは満足したようにうんうんと頷いている。
「大臣にもご納得いただけて何よりです。坊ちゃん……いや、リュカ王子と共に必ずや王家の証を手に入れて戻ってきますよ」
サンチョの声は力強かった。パパスというかつての主君を失いはしたが、息子のリュカが生きてこの国に戻ってきたことは、サンチョにとって夢を繋ぐ生き甲斐となった。パパスが愛情を注いでいたのは息子のリュカや妻のマーサだけではない。このグランバニアにも、パパスは限りない愛情を持っていた。それ故に、グランバニアの民を魔物の襲撃から守れるようにと分厚い城壁で国全体を覆ったり、国王という身分にもかかわらず民と同じような服に身を包み、城下町に出てはグランバニアの人々と話をして、彼らの本当の心を聞いたりしていた。妻のマーサが魔物に連れ去られなければ、パパスは今も国王の座に就き、グランバニアという国を愛し続けていただろう。
パパスの横でずっとグランバニアを見てきたサンチョにも当然の様に、国への愛情がある。パパスが生きて今も玉座に就いていれば、サンチョも国王と共に国のために尽力することは苦とも思わない。喜んで身を捧げ、グランバニアのためにできることをしたいというのが、サンチョの本心だ。
パパスの息子であるリュカはまだ、グランバニアのことをほとんど知らない。しかし父がどれほど国のことを思っていたかを知れば、必ずその後を追おうとするだろう。そしてリュカには、自分でも気づかない王の資質があるとサンチョは見抜いている。リュカが国王の座に就き、彼が執る国政を支えることができたらと、サンチョは既にその状況を夢見始めていた。
「では、僕の仲間とも話をして、準備ができたら早速向かいます」
「道案内はこのサンチョがいたしますのでご安心ください」
「うん、よろしくね、サンチョ」
「くれぐれも道中、気をつけるようにな。無事に帰ってくるのじゃぞ」
「城を出る時はあまり目立たぬように。民に要らぬ不安を抱かせぬようお願いしますぞ」
オジロンの心配そうにリュカを見つめる目に対し、その横に立つ大臣の目にはやはり隙が感じられない。大臣の雰囲気にリュカはどうしても慣れることができず、一瞬合った視線もすぐに逸らしてしまった。ずっと見続けるには緊張が強すぎる。全く安心できる要素が感じられない。リュカはすぐにオジロンと大臣に背を向けると、サンチョと共に王室を後にした。
リュカとサンチョが王室を出ていくと、オジロンは落ち着かない様子で王室内を歩き回り始めた。
「オジロン王、国王ともあろうお方がその様子では、臣下一同不安になります。どうぞ席にお座りになっていてください」
「しかしのう、果たしてリュカに行かせて良かったのだろうか。ちゃんと無事に帰ってくるだろうか」
「それは神のみぞ知る、ということです。……それはそうと、私は少し城下の様子を見て参ります」
「ほほう、大臣がか? 珍しいのう。いつもであれば誰かに見に行かせておるではないか」
「たまにはわたくし自身の目で見なくてはなりません。リュカ殿が来られて、何か変わった様子がないかなど、確認して参ります」
「特に何もないと思うがのう。うん、まあ、よろしく頼むぞ」
オジロン王の承諾を受け、大臣はリュカたちが出て行った直ぐ後に王室を後にした。王室の扉を出る際、小声で「首尾よくやらねばな……」と口にしたのは、当然オジロンの耳に届くはずもなかった。



「おれもいくー」
いかにも楽しそうに床をぴょんぴょん跳ねるミニデーモンのミニモンに、リュカは思わずうなり声を上げた。
リュカたちは今、グランバニア城の大広間に来ていた。マーサを待つ魔物たちと、リュカと共に旅を続けてきた魔物の仲間たちが一同に揃っている。リュカは試練の洞窟への旅を、共に旅してきた仲間たちで行こうと考えていたのだが、話をしていると突然ミニモンが大きなフォークをぐるんぐるんと回してはしゃぎ始めたのだ。
「でも外は危ないんだよ。どんな魔物が襲ってくるか分からないよ」
そう言いながら、リュカは自分が言っていることに矛盾を感じ、首を傾げてしまう。魔物に対して魔物が危険だと言っているのだ。しかしリュカにとってミニモンは魔物として存在しているというよりも、まだ小さな子供に過ぎないような存在だ。母マーサは恐らくミニモンを戦闘要員としては考えていなかったはずだ。守らなければならないもので、決して共に戦う仲間にはなりえないという感覚がある。
「あー、おまえ、おれのことバカにしてるだろー。おれだって呪文つかえるんだぞー」
ミニモンがそう言っているのを見ても、リュカには小さかった頃のビアンカが「わたし、じゅもんがつかえるのよ!」と鼻息を荒くしているようにしか見えない。使える呪文もまだメラやギラという初歩的な呪文ばかりで、頼れる仲間にはなりそうもないとリュカは思っている。
「バカにしてるわけじゃないけど、でもやっぱり君を連れて行くのは……」
リュカが言いかけたところで、近くで静かな笑い声が響いた。リュカとミニモンのやりとりを聞いていたサーラが、まるで子供同士のやり取りを聞いていたように小さく笑ったのだ。
「リュカさん、そうは言っても、やはりどこかミニモンを侮っていますよ。ミニモンは見た目は子供の様に小さいですが、呪文はメラミまで使えます。彼は悪魔族の子供です。呪文に関してはこれからもどんどん覚えていくでしょう」
「メラミって、ビアンカが使える呪文だ」
「ビアンカさんとは、あなたの奥さんですね? 奥さんも一緒に旅をされてきたのでしょう? それでしたらこのミニモンもしっかりと旅のお供として役目を果たしてくれますよ、きっと」
「やくめをはたすぞー」
サーラの背中を押す言葉にミニモンが大きなフォークを振り上げて応える。見た目は子供の様に小さく、言葉も子供の様にまだ拙い印象があるが、実際のところミニモンはリュカよりも年上だった。魔物の寿命は人間とは異なり、長命の個体が多い。ミニデーモンであるミニモンも同じく、人間であるリュカよりもずっと寿命が長く、見た目や言動は子供だがリュカよりも様々なものを見てきているのだ。
「リュカよ、わしはお主がこの城を留守の間、サーラ殿にこの城や国のことについて教えてもらおうかと思っておるのじゃが、良いかな?」
「えっ? マーリン、ここに残るの?」
「そうじゃ。お主との旅も楽しいのじゃが、いかんせん、少々疲れた。それに人間の住む場所に入れたんじゃ。せっかくじゃからいろいろと見て回りたいんじゃよ」
マーリンは姿形が人間に近いからか、元々人間の生活に興味があった。マーリン自身、魔物になる前は人間だったから、ということもあるだろう。ルラフェンを旅した時にも、体調を崩したリュカの面倒を見るためだという理由をつけて、リュカと共にルラフェンの町に入り込んだこともある。
そして今、マーリンにとって夢だった人間の町や村に入って生活するということが叶った。マーリンが言う通り、リュカとの旅も楽しいものなのだろうが、彼にとって今最も興味のあることは人間の生活の中に入り込むことなのだろう。
「マーリン殿にこの城を見て回ってもらい、後に状況を報せてもらうのも良いかも知れません」
リュカの仲間たちの間で最も状況を冷静に見極め、そして知己に富んでいるのがマーリンだ。マーリンはいつでもどこでも「知りたい」という欲求を持っている。このグランバニアを歩き回れば、様々なことを吸収してくれるだろう。
「分かった。じゃあ、マーリンは僕たちが戻ってくるまでグランバニアの様子を見ておいてね」
「坊ちゃん、ところで坊ちゃんのお仲間に大きい青い竜と大きな熊がいませんでしたか? 今は見当たらないようですが……」
「あれ? ほんとだ。ガンドフとマッドがいない」
「ああ、あの二匹なら今は城の外に出て食糧の調達に行っています。それにしても遅い気もしますが……」
「あの天女と一緒に花でも摘んでるんではないかのう。特にガンドフとは気が合うようじゃからの」
「そっか、みんなも会ったことがあるんだね、あの女の人。ガンドフと仲良しなんだ」
ガンドフは見た目こそ熊のようで恐怖を感じる魔物だが、性格は非常に穏やかで、かつてはマリアとも仲良く話していたこともあった。ヘンリーやマリアと旅をしていた時、ガンドフは大方マリアの傍について、片言ながらも楽し気に話をしていたとリュカは当時のことを思い出す。それはマリアを優しい友達として好きになったのだと、リュカはその雰囲気から感じていた。ガンドフ自身は、マリアと同じ一人の女の子のような気分でいたのかも知れない。今も広間の一角に目をやると、恐らくガンドフが摘んできたものであろう花が揃えて置かれている。
「メッキーに呼んできてもらいましょうか?」
ピエールに名を呼ばれ、メッキーは「キキーッ」と今にも窓から飛び出しそうな雰囲気で宙に浮いているが、リュカは首を横に振ってそれを止める。
「ううん、いいよ。せっかく仲良くしてるところを邪魔したくないしさ。マッドも一緒なのかな」
「恐らくそうでしょうな。マッドは少々荒っぽい所がありますが、ガンドフと一緒にいると心が落ち着くのか、静かに一緒に花を摘んでいることもありますよ」
「マッドが花を? ……そんなヤツだったんだ、マッドって」
共に旅をしていても、知らないことはあるものだとリュカはマッドが花を摘んでいる所を想像して思わず小さく笑った。
「まだグランバニアに来たばかりなのに、何だか僕よりもこの城に馴染んでるみたいだね、みんな」
共に旅してきた魔物たちがすっかりグランバニアという人間の国に馴染み、自分よりも知っていることがたくさんありそうだと、リュカは嬉しいやら少し寂しいやら、複雑な心境になった。
「坊ちゃん、そろそろ試練の洞窟へ向かった方がよろしいかと……」
「そうだね。じゃあマーリン達には城に残ってもらって、他のみんなで行こうか」
「おれもいくからなー」
早々に出かけようとするリュカの目の前で、ミニモンが大きなフォークを頭上に掲げながらぴょんぴょん跳ねている。どうしても外に出たいだけの子供に見えるため、リュカは困ったように眉をひそめる。
「サーラ殿のお墨付きですし、一緒に連れて行っても大丈夫かと思われます、リュカ殿」
リュカにとってミニモンはまだ一度しか会ったことのない魔物で、彼の特性や性格をほとんど理解していない。それよりも何よりも、ミニモンが子供の様に見えることが不安のほとんどだった。子供を危険な目に遭わせるわけにはいかないと、どうしてもそう考えてしまうのだ。
しかしこの場で共に過ごしている魔物の仲間たちは別段、ミニモンが一緒に行くことに異を唱える者はいないようだった。リュカと共に旅立とうとしているプックルはミニモンが来ようが来なかろうがどちらでも構わないという様子で、共に来たとしてもミニモンを特別に守るという気配もない。あくまでもミニモンは仲間の一人だという認識でいるようだ。スラりんは新しく仲良くなったスラぼうとしばしの別れを惜しんでいるようだし、メッキーは同じように中空を飛ぶことが出来るミニモンと打ち解けているようで、親し気に話をしている。たとえリュカがミニモンを知らなくとも、既に仲間たちがミニモンをよく知っているようだった。
「うん、じゃあ、まあ大丈夫かな。一緒に行ってみようか」
「もう一匹、一緒に行きたがっている者がいるので、連れて行ってやってくれますか?」
サーラが苦笑いしながら目を向ける場所には、入口の扉を塞ぐようにして堂々と居座る大きなキングスライムのキングスがいた。キングスはその巨体で入口の扉をぴたりと塞ぎ、表情はいつもの笑顔のままリュカをにこにこと見つめている。しかしその笑顔に喜びや楽しみと言った感情は感じられない。むしろリュカを脅すような迫力を感じ、リュカは思わず顔をひきつらせた。
「ああして少し我は強いですが、人一倍仲間思いの者です。それにキングスはザオラルという蘇生呪文も使えます」
サーラの言葉を聞いて、リュカは驚いて目を見開いた。ザオラルの呪文は、チゾットの村に向かう途中でリュカが使った蘇生呪文だ。死んでしまった者の魂を呼び戻し、生き返らせることが出来る呪文は、かなりの経験を積まないと習得できない高度な呪文だ。リュカもテルパドールでザオラルの呪文が載っている呪文書を手にして、今後の旅に必要になるかも知れないとどうにか身につけることができたが、それまでの旅での経験などがなければ恐らくザオラルの呪文の習得は不可能だっただろう。使う機会などなければいいと思いながら旅をしていたが、チゾットの村に向かう途中でプックルが倒れ、何度も呪文を唱えてプックルをこの世に呼び戻すことに成功した。
ザオラルの呪文は死んだ者を蘇生できるとは言っても、必ず蘇生できるザオリクの呪文とは異なり、その確率は低い。しかしプックルが倒れた時、リュカはそんな確率のことなど考える余裕はなかった。とにかくプックルが死んではいけないと、それだけを思い呪文を唱えていた。
その蘇生呪文を、今リュカの目の前に立ち塞がるようにいるキングスが使えるという。キングスが蘇生呪文を使えるのは今までの経験だけではなく、サーラの言う「人一倍仲間思い」という言葉にその性質が現れているのだろう。
「この様子では、キングスを連れて行かないとこの場所を出られないようですよ。どうしますか?」
どうやらサーラはこの状況を楽しんでいるようだった。そしてキングスも同じように楽しんでいる。リュカが試練の洞窟へ行く短い旅を楽しむ余裕があるということだった。この城でマーサを待ち、グランバニアの警備にあたる日々を苦痛と感じることもあるのかも知れない。本当ならばこの城を出て自分たちでマーサを助けに行きたいと思っているのかも知れない。しかし彼らはマーサに「私だけじゃなく、この国の人たちも好きになってあげてね」とお願いされていた。それはマーサからこの国の人達を守って欲しいと言われたのも同然で、サーラを筆頭に彼らはマーサとの約束を守るため今もこの国を守り続けている。
リュカは改めてキングスの大きな顔を見上げた。キングスは丸い円らな目をしていて、一見可愛らしい様子も見られるが、その目に強い意思が宿っているのを感じた。それはマーサを助けたいという思いとはまた別に、その子供であるリュカを守りたいという意思がある。単に外の冒険を楽しみたいという欲求だけではない。彼には確固たる目的があり、それ故にリュカと共に旅に出たいと思っているのだ。
「キングス、外には危険な魔物がたくさんいるよ。みんな無事に帰ってこられる保証もない。……もちろん、僕はみんなで一緒にここに戻ってくるつもりだ。でも、そうは言っても、いつもいつも無事で戻ってこられるわけじゃないんだ」
それはリュカの本心だった。大人になってからの旅は幸いにも誰一人欠けることなく旅を続けることが出来ている。しかしリュカは幼い頃に父を失い、その過去を彼はずっと悔やみ続けている。あの時どうして自分は子供だったのか、非力な子供でなければ父を死なせることもなかったのかも知れないと、その時の自分ではどうしようも出来なかったことをずっと悔やみ続けているのだ。
危険な旅を続けていればいつ死んでもおかしくはないのだと、リュカは父を失った時から身をもって知らされている。絶対敵に敗れないと思っていた父が、子供の身代わりとなって死んでしまった。いくら強くても、場合によっては呆気なく散るときがある。リュカは旅の最中、そのことをずっと胸に留めている。
「それでも一緒に行きたいって言うなら、僕は……」
リュカは話している途中で、キングスの冷やりとした感触に全身が包まれるのを感じた。まるでキングスライムに両腕を広げて抱きしめられたようで、リュカはその冷たさに思わずぶるぶるっと身震いしてしまった。
「キングスはあなたを守りたいのでしょう。マーサ様のお子であるあなたを」
リュカはキングスの冷たい体に包み込まれながら、サーラの言葉を聞いた。リュカは一方的にキングスの身を案じていたことに気がついた。キングスにとって、リュカは大事なマーサの子供なのだ。それがどのような存在なのか、リュカには朧気ながらに想像できる。
もう十年ほど前に魔物に連れ去られ姿を消してしまったマーサ。その出来事は決してパパスだけを悲しませたわけではない。この国の王妃を慕っていた国民も、マーサによりグランバニアの国で住むことを許され、彼女と共に穏やかな時間を過ごしていた魔物たちも同じように悲しみと不安に包まれた。それ以来、ずっと彼らはマーサと、彼女を助けに旅に出たパパスの身を案じ、無事に戻ってきてくれることをずっと願っていた。
しかし、国王であるパパスは戻らなかった。旅の途中で命を落とし、もう戻ってくることはない。サンチョの知らせを受け、オジロン王によりその事実を知らされた国民は再び悲しみに落ち、二人を待つ魔物たちもまた悲しみに包まれた。二人がこの国を離れてからもう十年ほどの時が経っており、グランバニア国民の間では王妃であるマーサのことを諦める風潮もある。一部ではマーサはまだ生きており、無事に戻ってくると信じ願う国民もいるが、国民全体としてはマーサも過去の人になりつつあるのだ。十年という年月は、人間にとっては長いものだ。
一方で、マーサを待つ魔物たちは依然としてマーサは無事に戻ってくると信じている。パパスは旅の途中で命を落としてしまったが、その悲しい事実でマーサを待つ魔物たちの心が揺らぐことはなかった。それというのも、魔物たちの寿命は人間よりも長く、人間にとっての十年という月日は彼らにとっては人間が感じるほどの長さでないということも理由の一端だろう。
それとは別に、彼らはマーサがまだ生きていると信じる理由がある。マーサには魔物の心を開かせるという特別な能力がある。その能力は唯一無二のもので、それ故に彼女は魔物に連れ去られてしまったと言われている。しかし彼女が連れ去られてしまったのはその能力のせいだけではないと彼らは気づいている。マーサの特別な能力を利用して、魔界の魔物たちが何かをしようとしていることを、マーサを待つグランバニアの魔物たちは掴んでいるのだ。
キングスはリュカを離すと、その円らな目でリュカのことをじっと見つめる。リュカにはその目が少し潤んでいるように見えた。キングスはリュカに、マーサを見ているのだと気づいた。マーサの子供であるリュカを絶対に守らなくてはならないと、キングスはまるでリュカの親になったような気持ちに至ったのかも知れない。もしかしたら赤ん坊の頃のリュカを思い出し、まだ赤ん坊に毛の生えたような今のリュカを危険な目に遭わせてはならないと、キングスは今どこにいるかも分からないマーサに心の中で誓っているようにも見える。
「どうぞ連れて行ってやってください。きっとお役に立ちます」
「……分かりました。一緒に行こう、キングス」
リュカがそうやってキングスに微笑みかけると、キングスは応えるようにその大きな身体を揺らし、鮮やかな青色が波打つ。キングスのすぐそばに来ていたスラりんがその波に触れ、軽く飛ばされ床に転がった。すかさずスラぼうがスラりんに近寄り、「だいじょうぶ?」と声をかけている。
『みんな、なかよくね』
ここにはいないはずの女性の声が聞こえた。リュカは思わずきょろきょろと辺りを見渡す。ビアンカの声ではない。しかし聞き覚えのあるような声だ。
「うわーん、マーサさまー」
「懲りずにそんな声マネをするから泣いてしまうというのに、ミニモンは……」
ミニモンがわあわあと泣き、その小さな悪魔をサーラが宥める。ミニモンが真似をするのはマーサの声だけではなく、実際に過去マーサが言った言葉なのだろう。過去にマーサがここにいる魔物たちに同じ言葉をかけたのだ。そんな言葉をかけたのが、彼らがこの城に入った時なのか、まだ外にいた時なのか、リュカには分からない。しかしその声には彼女の魔物への愛情が滲み出ているように感じた。
「みんな、これからもよろしくね」
リュカがそう声をかけると、ミニモンがぴたりと泣き止み、キングスは円らな目を大きく見開く。そして再びミニモンは泣き出し、キングスは再びリュカを青色の柔らかく冷たい体でぎゅうぎゅうと抱きしめた。スラぼうがリュカのことを見上げながら「まるでマーサ様がここにいるみたい」と呟いた。
「こちらこそ、よろしくお願いします。少し手のかかる者もいますが、皆いいヤツです」
「うん。試練の洞窟で王家の証を手に入れたら、すぐに戻ってくるね」
リュカはサーラにそう挨拶すると、後ろでゆっくりと手を振っているゴレムスに手を振り返しながら、新しい仲間たちとグランバニアを後にした。

Comment

  1. ルーシー より:

    ビビ様
    更新お疲れ様です。
    それにしても、大臣の性悪さが読んでいてよく伝わって来ます。
    オマケにリュカ暗殺を目論んでいるし、ここからの展開が辛いですね…。
    仲間モンスターにはキングスライムのキングスですか。
    確かにあんな巨体で扉の前に陣取っていたら、威圧感がありますよね。(笑)
    次回の更新も楽しみにしています。

    • bibi より:

      ルーシー 様

      コメントをどうもありがとうございます。
      ドラクエの大臣というのは大抵悪いポジションにいますよね。自分が一番になりたい、と……。2番目くらいが一番楽できそうなのになぁ。
      仲間モンスターはキングスとミニモンで落ち着いてもらいました。試練の洞窟で活躍してもらいたいと思います。今から書くのが楽しみです^^
      次回更新も果たしていつになるのやら……。首を長くしてお待ちくださいませm(_ _)m

  2. ケアル より:

    ビビ様

    ビアンカは、ぜったいに一緒に行きたかったんでしょうね。
    でも、まだ生まれていない亜子、しかも双子だなんて想定外。
    ママになる気持ちが強くなったんでしょうね。

    ビアンカが離脱しサンチョが加わる。
    マーリンが離脱しミニモンとキングスが加わる。
    マッドとガンドフは遊んでいるから、旅に連れて行かないってことですか?

    パーティーは…
    リュカ、サンチョ、スラリン、ピエール、プックル、メッキー、ミニモン、キングスの8名。
    防衛隊組は…
    サーラ、スラぼう、ゴレムス、マーリン、マッド、ガンドフの6名。
    間違いないですか?

    今後の旅は、ミニモンをどう描写するかで、会話が広がりを見せる感じになりますね。
    声まねで戦闘がいろんな方向に行きそうですね。
    キングスの特技、何があるかは忘れてしまいましたが、のしかかり攻撃とか戦闘が楽しくなりますね。
    メラゾーマとか使えちゃうようにしますか?
    たしか、ゲームで使えましたよね。

    次回は、試練の洞窟…いろんなカラクリと、カンダタとシードルヒッポ、どのように描写なさるのか楽しみであります!

    • bibi より:

      ケアル 様

      コメントをどうもありがとうございます。
      ビアンカは行きたかったでしょうねぇ。お腹に子供がいなければぜひ一緒に行って欲しかった……実際のゲームでも……。
      ビアンカ離脱でサンチョが加わり……のところは、ケアルさんのご理解の通りです。そんな感じです。ただ試練の洞窟には馬車ごとは入れないので、そこでもメンバーが少し分かれることになりそうです。うーむ、どうしようかな。
      ミニモンとキングスにどう戦ってもらうか、仲間との連携をどうするか、ちょっと楽しみです。キングスがいい味出しそうです。
      試練の洞窟は、さっきDSでやってたんですが、あんなカラクリがあったんでしたね……忘れてました^^; 水が流れるところはぜひキングスに……って、そういうわけにも行かないか。ちゃんとゲームに準じて話を進めたいと思います。

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