2020/05/26

塔を破壊する者たち

 

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リュカたちは森の遥か彼方に見えていた天空の塔を目指して、ひたすら歩き続けた。近づくにつれ、天空の塔のあちこちが破壊されているのが明らかになった。長い年月の中での風雨などによる自然の劣化とは異なるものだ。魔物の手によって破壊されてしまった天空の塔の姿には、心がくじかれる思いがした。
「お父さん、本当にあの塔に何かがあるのかな。あれじゃもう……何にもないのかも知れないよ」
「あれだけ壊されているなら、もうあの塔は魔物の手に渡ってしまって、神様は……いるのかしら」
子供達が壊されている天空の塔の姿を見ながら、弱気な言葉を口にする。しかしリュカは、塔の頂上が雲に隠され、人間の目には見えない場所に届いていることにまだ期待を抱いていた。
天空の塔がこのような姿になるまでに何年の時が費やされたのかは分からない。しかしそれでも天空の塔は完全に崩されることなく、塔としての形をまだとどめている。魔物たちが本気でこの神々しい天空の塔を壊そうと思えば、恐らく既に跡形もなくなっていたに違いない。それがまだ塔としての形を残していることに、リュカは意味があるのだと信じて馬車を進めた。
「ティミー、ポピー、もしグランバニアに戻りたいのなら戻りなさい。僕はむしろ、君たちはグランバニアにいて欲しいんだ。危険な旅になんか来て欲しくない」
振り向かずに言う父の背中に、ティミーとポピーは息を呑んだ。二人とも当然、グランバニアに戻りたいと思っているわけではなかった。しかしここで更に天空の塔への不安を口にすれば、父は力づくでも子供たちをグランバニアに返してしまいかねなかった。リュカは自分の意思に反抗する子供たちを抑え込みたいわけではない。不安を感じている子供たちを無理に旅に連れて行きたくない、それだけだった。
「僕にもあの場所に何があるのかは分からない。あの場所に向かうことが正解なのかもよく分からない。だけどもう……進むしかないんだ」
自分がこうして大地を歩いている間にも、石像にされてしまったビアンカの姿が脳裏にちらつく。言葉を交わすこともなく、あっという間に石の呪いに包まれた彼女の姿を、リュカは旅の途中でも夢に見る。その度に泣きたくなるのを堪え、ただ自分を責めるだけだった。
母マーサは魔物に攫われて以来、既に二十五年以上の時が過ぎている。ティミーやポピーが母ビアンカの顔を知らないように、リュカも母マーサの顔を知らない。しかしビアンカが双子のことを誰よりも案じているように、恐らくマーサもリュカのことを誰よりも案じている。母のその心情を想像すると、リュカは子供たちを絶対に守り、そして自分も死ぬわけにはいかないと強く思う。
あの天空の塔に救いはないのかも知れない。それでももし天空の塔から神様のところへ行ける望みがほんのわずかでもあるなら、それに賭けるしかないのだとリュカは思っていた。
歩みを止めないリュカの後ろから、ティミーとポピーが無言のままついて歩いて行く。いつもは優しく穏やかな父の厳しい雰囲気に、二人は言葉を交わすこともできなかった。
今、天空の塔に向かっている目的が、二人の中で薄らいでいたのは確かだった。しかしあちこちを破壊されてしまった天空の塔を目にして心がくじかれてしまえば、それはもしかしたら悪い魔物の思う壺なのかも知れない。
「お父さん、ボクは行くよ。行って、神様にお願いするんだ。お母さんとお婆ちゃんを助けて下さいって」
「お父さん、ごめんなさい。もう弱音なんて言いません……」
「ポピー、違うんだ。弱音を吐いちゃいけないって言ってるんじゃないよ。ただこの旅は僕の我儘でしているものだから、もしツライって思うならグランバニアで待っていてくれても大丈夫ってことなんだよ」
二人の反省するような姿勢に、リュカは立ち止まって振り向き、二人に話しかけた。
「そんなの、イヤだよ! ボクたちはお父さんについて行くって決めたんだから!」
「私たち、足手まとい……? お父さんは私たちと一緒にいたくないの……?」
二人の言葉に今度はリュカが息を呑む番だった。ティミーもポピーも必死の表情でリュカを見つめている。ずっと離れ離れだった父と再会し、ようやく隣を歩けるようになった子供たちは、グランバニアで大人しく留守番をしている気には到底なれなかった。父が旅に出るのだったら、当然子供である自分たちも隣を歩きたい。しかもティミーは勇者としての運命を背負い、世界に平和を導く者としての使命があると深く自覚している。一人では乗り越えられそうもない使命も、父の隣を歩くことができれば乗り越えられると、ティミーは意地でもリュカの傍を離れようとはしなかった。
リュカは子供たちの必死の顔つきを見ながら、かつて自分が父パパスと旅をしていた時のことを思い出した。果たして自分は父と離れて、安全なサンタローズの村にいることを望んだだろうか。ラインハットの城下町で父に置いて行かれそうになった時、プックルと二人で必死になって父の後を追いかけた時の自分の気持ちを、そしてその時の父の気持ちを思い、声を絞り出すように告げる。
「一緒にいたくないわけ、ないだろ……」
八年の時を経てようやく会えた子供たちと離れたい親がどこにいるのだと、リュカは双子の頭を両腕で抱き寄せた。大きくなったとは言え、まだまだ二人は子供だ。息子が勇者だからという理由は微塵もなく、リュカにとって、そしてビアンカにとっても大事な二つの命は必ず守らなければならない、それだけだった。
『この子がティミーでこの子がポピーよ。どう? とってもかわいいでしょ?』
頭上から聞こえたビアンカの声に、リュカは目を見開いた。上を見上げると、ミニモンがいたずらっ子のように大きな舌を口から出しながら、ばさばさと翼をはためかせている。
「お母さんの声……」
「早く会いたいね……」
ティミーとポピーも同じようにミニモンを見上げて、まだ見も知らない母を想像して仄かに笑顔を見せている。二人は赤ん坊のころから、ミニモンの声真似に父や母の姿を想像し、育ってきた。ミニモンの声真似がなければ、彼らは母の姿も声も何も知らないままだった。
リュカはそんな子供たちの表情をまともに見ていられず、「行こう」と一言だけ言い、再び歩き始めた。目元をそっと拭ったことに気づいたのは、隣を静かに歩き続けるプックルだけだった。



中央大陸に足を踏み入れてからおよそ七日が経ち、リュカたちはようやく天空の塔を真上に見上げる場所に到着した。まるで廃墟になりかけているかのようにあちこち壊れている建物だが、その輝きには思わず目を細めてしまうほどだ。空高くそびえる塔の天辺には雲がかかり、塔がどこまで伸びているのか確認することはできない。その光景にリュカは、天空の塔が神様のいる場所へ導いてくれるものだという期待を抱かざるを得なかった。
今までに目にしたことのないほど巨大な塔だが、入口に続く階段にも破壊の跡が残されている。しかし悪の力には屈しないと言わんばかりに、壊れた階段にも輝きは残されていた。
「パトリシアにはここで留守番をしてもらわないといけないね。さすがに馬車では入れない」
「となると、パトリシアを見張る者も必要です。リュカ殿、誰をこの場に残しますか」
ピエールが淡々とそう述べる横で、ティミーとポピーが焦ったようにリュカに伝える。
「お父さん! ボクは行かなきゃいけないよね。だってやっぱり、きっと、多分、こういう時って勇者の力が必要なんだと思うしさ」
「お兄ちゃんが行くなら私も行きます。だってやっぱり、お兄ちゃんだけを行かせるなんて、心配だもの」
リュカは二人の言葉を耳にしながら、天空の塔を静かに見上げていた。神々しい輝きを放つ塔だが、現実には魔物の力によって屈してしまっているのかもしれないと思えるほどに破壊されている。決して塔の外観だけではなく、塔の内部にも魔物の破壊の手は伸び、そして塔の内部は魔物の巣窟となっているのだろう。天空の塔を破壊し続ける魔物とは一体どれほど凶悪な性質なのかを考えると、リュカは出来れば子供たちを連れて行きたくはなかった。
リュカが頭を悩ませる一方で、マッドがその場で楽し気に激しく足踏みを始めた。まるで踊るように跳ねるマッドは、下に広がる草地の中に視線を彷徨わせている。その草地の中にリュカはふと、見覚えのある小さな剣を目にした。
「あっ! あの魔物たちだ!」
ティミーがそう言いながらマッドの傍へと近づいてしゃがみこんだ。マッドの足元には小さな剣に小さな斧、小さな司祭の帽子に星を象るロッドの先が覗いている。マッドは小さな者たちを踏みつけないように、踊るように足踏みをしていたようだった。
「私たちの後をついてきていたの?」
「ふん、そうだ。無事にたどり着けるか心配だったからな」
ポピーもティミーの隣にしゃがみこんでそう問いかけると、小さな者プチヒーローがふんぞり返るようにしてそう答えた。
「最近ではこの塔を目指す人間にロクなものはいませんでした」
「ボロボロになってもキレイな塔だから、お宝を狙うドロボウさんぐらいしか来ないんだよね」
プチプリーストとプチマージが困ったように首を横に振りながら話す。
「まあここまでくるドロボウも根性があるがな」
一方でプチファイターが感心したようにそう言いながら一人頷いている。
「君たちもこの塔に上りたいの?」
リュカも子供たちの横に並んで、腰をかがめながらプチット族のパーティーに話しかけた。するとプチヒーローは少し考えるように首を傾げた後、ゆっくりと首を横に振る。
「違う。ただこの子供たちが心配だっただけだ」
「子供達って、ティミーとポピーのこと?」
「そうだ。こんな小さな子供がこんな危険な場所に来て、悪い魔物にやられはしないかと不安だった」
数日前に遭遇したこのプチット族たちは、リュカたちの旅の目的を話に聞いている。ティミーとポピーの母と祖母を捜す旅を続けていると聞いた彼らは、その旅の目的に感銘を受け、以後気配を消し、実際に姿を消しながらリュカたちの後をつけて二人の子供たちを見守ってきたのだった。
「そうだったの……ありがとう、みんな」
ポピーが感謝の意味を込めて頭を下げて礼を言うと、プチット族たちもそれに習って同じように頭を下げた。
「塔の中にも子供たちを連れて行くつもりか?」
リュカを見上げるプチヒーローの視線はやや厳しいものがあった。危険な旅に子供たちを連れて歩いているリュカに対して、プチット族はあまり良い印象を持っていないのかも知れない。
「本当はパトリシアとここで留守番していて欲しいんだけどね」
「そんなのイヤだよ。ボクは絶対に一緒に行くからね!」
「子供とは言え、やはり勇者なのだな。その勇気は本物と見た」
ティミーの無鉄砲とも呼べる勇気を、プチヒーローは気に入っているようだ。
「パトリシアと言うのは、このバカでかい白馬のことだな?」
プチファイターは知ったような様子でパトリシアの傍でその姿を見上げている。この森を進むリュカたちの旅路をついて来ていたのだとしたら、パトリシアのこともよく分かっているのだろう。実際、パトリシアも珍しい様子も見せずに、草陰に隠れそうなプチファイターに鼻先を近づけて、小さな者に親愛の情に近い感情を見せている。
「大きなお馬さんだけど、この荷台を引いて塔を上ることはできないよね」
プチマージがロッドの先の星形の飾りをパトリシアに向けてそう話す。まるでおもちゃのような可愛らしいロッドだが、その先からきらきらとした光が零れているようにリュカには見えた。
「かと言って、この塔を上るのであれば、あなたたち全員で行かなくては、とても危険ですよ」
プチプリーストが深くかぶる帽子を少し手で持ち上げて、巨大な塔を見上げながらそう言うと、隣でプチマージもうんうんとしきりに頷いた。
「オレたちがこの馬を見ていてやるよ! それならお前ら全員で天空の塔に上れるだろ?」
プチファイターが名案を思い付いたように大きな声でそう言うと、プチヒーローも「おおっ! それがいい!」と賛同の声を上げた。
「リュカ殿、私には到底この者たちがパトリシアを守れるとは思えないのですが……」
ピエールの冷静な言葉に、リュカはその場で頷かないまでも否定することもできなかった。プックルは訝し気な目をプチット族四体に向けている。マッドは小さなプチット族に興味津々の様子で、大きな顔を近づけてプチット族をつぶさに観察している。
「ふふん、我らの特技を知らないからそんなことが言えるのだ」
「特技?」
リュカが腰をかがめたままプチヒーローを見つめていると、突然目の前でプチヒーローは姿を消してしまった。そしてプチファイターもプチプリーストも、プチマージも星のロッドを可愛らしくくるくると振ると、忽然と姿を消してしまったのだ。
「こうすればお前たちに我らの姿は見えまい。どうだ、すごいだろ!」
「すごいね、姿が消せるなんて。いいなぁ、僕にもそういう特技があったら使うのに」
「お父さん、ボクにはちょっと見えるよ」
「あの……私も、見えてます」
リュカたちが見えなくなったプチット族を捜すように辺りを見回す中、ティミーとポピーは視線を彷徨わせることなく変わらず一点を見つめていた。そしてティミーが何もない草地の一点を捕まえるように両手を差し出すと、「うわっ、こら、離せ!」とわめきながら、プチヒーローが徐々に姿を現した。
「……どういうことでしょうか、これは」
ピエールが首をひねる横で、リュカは子供にだけ見えているこの現象を体験したことがあることをぼんやりと思い出す。あの時は「自分が見える方」だったはずだが、今のプチット族たちはリュカの視界から完全に姿を消してしまっていた。
「やはり子供の目をごまかすのは難しいようですね……」
「まだまだ修行あるのみだね」
プチヒーローと同じように徐々に姿を現したプチプリーストとプチマージが、まるで反省するように肩を落として言葉を交わしている。子供の目は完全にごまかせないようだが、大人や魔物たちの目は完全にごまかせる特技を持っているのは間違いないようだった。
「オレたちの特技は自分の姿を消すだけじゃないんだぜ!」
まだ姿を現さないプチファイターがいかにも愉快そうな声でそう言った。そしてプチット族四体はそれぞれ移動し、まるでパトリシアの周りをぐるりと取り囲むと、皆で一斉にパトリシアの大きな体に両手をかざす。次の瞬間、リュカたちの目の前からパトリシアの姿が消えてしまっていた。
「えっ!? ちょっと、パトリシアをどこにやったの?」
「お父さん、大丈夫だって。パトリシアはここにいるよ」
「お父さん達には本当に見えないのね……不思議だわ」
慌てふためくリュカの傍で、ティミーとポピーは落ち着き払った様子でパトリシアの大きな足に触れた。すると子供たちが触れた部分だけ、パトリシアの白い体が露になった。
「こらっ、子供たち! 触っちゃイカン! 触ると見えるようになっちゃうんだからな!」
「あ、そうなんだ。ごめんね」
「これって呪文なの? 透明になれる呪文なんて聞いたことがないけど……古代の呪文なのかしら?」
「でも透明って言ったって、ボクたちには見えてるから、完全な呪文じゃないよね、きっと」
「古代の呪文だとしたら、もしかしたらベネットさんが知ってたりして……今度ルラフェンに行ってみるのもいいかもなぁ」
そう言いながらリュカは相変わらず一部だけ見えているパトリシアの白い体を不思議そうに見つめていた。まるで白い蝶がその場に留まっているかのようだ。
「これならパトリシアを守れるなー。パトリシアはお前たちに任せたぞー」
「ミニモン、それはリュカ殿が決めることだ。勝手にお前が決めることではない」
「オレは馬車で留守番なんてイヤだからなー」
ピエールにたしなめられたミニモンは、つまらなそうに舌を出しながら空中を翻るように飛んでいる。
「でもこれならパトリシアも安全にここにいられるよ。この子たちが隠して守ってくれるんだもん」
「あの……私、ちょっと思ったんですけど、この子たちに私たちも隠してもらって、それで塔に上るって言うのはアリなのかしら? そうしたら魔物にも見つからずに上まで行けるんじゃないかって思ったんだけどな」
ポピーの名案にリュカは思わずピエールと目を合わせて頷き合った。しかしその名案を打ち砕くような真実を、プチヒーローが残念そうに告げる。
「我らプチット族は自然と共に生きる者。この特技も、周りの自然の力を借りてできるものなのだ。何者かの手によって作られた塔などの中では、お前たちを隠すことはできないだろう」
「それに隠せるものだって、自然と共に生きる者だよ。人間や魔物を隠すことはできないと思うな」
「あ、そうなんだ。なーんだ、万能じゃないんだね」
ティミーの素直すぎる感想にプチヒーローもプチマージも言葉に詰まっていたが、それは事実なので言い返すこともなくただ小さく頷いただけだった。
「それならやっぱりパトリシアをお願いするべきかな。僕たちがここに戻ってくるまで、パトリシアを隠して守ってくれるかな?」
「この大きな白馬にはとても興味があります。ぜひ色々とお話がしたいですね」
「お前たちが戻るまで、このバカでかい馬はしっかり守ってやるぜ!」
「パトリシアもこの子たちと一緒にここで待っててもらえる?」
リュカが白い蝶のように見えているパトリシアの一部に触れると、まだほとんどが見えないパトリシアはいつものように鼻を鳴らしてリュカに答える。彼女が「問題ない」と意思表示しているのがリュカには分かる。
「いつもありがとう。パトリシアにはいつも助けられてるよ」
「じゃあパトリシアのためにも、すぐに塔を上りきって、すぐに戻ってこようよ、お父さん!」
「すぐに上りきる……できればいいですが……」
ピエールが不安そうに見上げる天空の塔は、果たして人が上りきれる塔なのかどうかも疑わしいほどに、天高く伸びている。塔の頂上部は雲に覆い隠され、その先を目にすることはできない。塔の探索にどれほどの時間がかかるかは分からないが、リュカはプチット族に必ずこの場に戻ってくることを改めて告げると、彼らにパトリシアを託して仲間たちと共に天空の塔の入口へと向かった。



「ねぇ、お父さん、これって何階なのかな?」
「お兄ちゃん、まだ一階にもたどり着いていないんじゃないかしら……」
リュカたちは今、入口から続く巨大な階段をひたすら上り続けていた。初めこそ元気な様子で駆け上がったり、途中で周りの景色を見廻す余裕を見せていたティミーだったが、どこまでも続く上り階段に今は素直に飽き始めていた。
「ティミー、もし先に進みたくないんだったら、今からでも戻って……」
「あっ! 違うよ、上るのがツライとかイヤだとか言うんじゃないよ! すごい階段だよね~、この先に何があるのかな~、楽しみだな~!」
リュカに釘を刺されない内に、ティミーは明らかにごまかすような口ぶりで楽しんでいる様子をアピールする。リュカはいつでも子供たちを安全な場所に、グランバニアに戻らせる意識でこの旅に臨んでいる。たとえそれが天空の塔を上り詰めようとする探索途中でも、リュカは必要であれば子供たちを安全な場所へと連れて行く覚悟がある。その父の意思を感じ取ったティミーは、連れ戻されてなるものかと、再び軽い足取りで階段をひょいひょいと上って行った。
「キングスは疲れていないの? 体が重いから大変そう……」
そう言いながらポピーはキングスの隣を歩き、様子をうかがうようにその表情を見る。キングスはいつもと変わらぬにこやかな顔つきでポピーに視線を向けると、元気さを表すように一気に五段の階段を飛び上がってしまった。
「ぐおんぐおん!」
キングスの行動を見て、マッドは真似をするように楽しげに、一気に八段の階段を飛び上がった。マッドの巨体が派手に着地をしても、天空の塔自体はびくともしない。その様子を見て、リュカはキングスとマッドの元気な様子に安心すると同時に、この塔をここまで激しく破壊している魔物は一体どのような者なのかを想像し、一層警戒の思いを強めた。
入口から上に伸びる巨大な階段を上り続けること一時間、ようやく階段の終わりが目の前まで迫った。入口の階段もところどころ激しく壊されていたが、階段を上りきろうとするところには、ティミーの天空の剣にも見られる神々しい装飾が施された巨大な扉が待ち構えていた。
かつてこの巨大な扉は侵入者の行く手を阻む役割を果たしていたのかも知れない。神々しく、威厳に満ちている扉から、リュカは自分が信じていないはずの神の力を感じた。しかしその力もかつてのような強大なものではない。決して傷つけられることのないはずの扉にも魔物の破壊の手が伸びているのは明らかだった。扉正面の輝く装飾には破壊の跡があり、神の力に対抗する悪の手がこの塔の封印を破ってしまっていた。
「扉はほとんど壊されていますね」
ピエールはそう言いながら、壊された扉の間から塔の中の様子を窺い見た。一見、静まり返っているようにも見えるが、塔の中からは明らかに魔物の気配が感じられる。その横にティミーも立ち、同じようにして扉の隙間から静かに中の様子を窺う。
するとティミーが装備する天空の兜が扉に反応するように輝き始めた。額の青い宝玉が強い輝きを放ち、ティミーが背負う天空の盾も天空の剣も、呼応するように眩い光を放った。ティミーの装備する天空の装備が、天空の塔の封印に反応しているのは誰の目にも明らかだった。
しかし眩い光が止んだ後、彼らの目の前の巨大な扉は依然としてそのまま開かず、封印は解かれないままだった。目を閉じていたティミーが悔しそうに、言葉を零す。
「……足りないんだって、一つ」
その言葉だけでリュカは理解した。ティミーの装備する天空の武器防具は剣に盾、そして兜だ。まだ天空の鎧が見つかっていない。そして天空の鎧はまだどこにあるのかも分からない状況だ。
「今回はこの扉を壊してくれた魔物に感謝しようか。扉が壊れているおかげで、封印を解かなくても中に入れるからね」
「でもお父さん、この塔の封印を壊しちゃうような魔物さんって、どれだけ強い魔物さんなのかしら……」
「大丈夫。こっちだって強い仲間がたくさんいるだろ? さあ、静かに中に入ってみよう」
ポピーの言う通り、恐らく天空の塔の内部には今までに出遭ったことのないほどの強い魔物がいると考えた方が良いだろう。しかし今更ティミーとポピーがここから引き返すことを言い出すとは考えられなかった。
リュカが魔物に壊され封印が無効になってしまった扉の間をすり抜けると、二人も迷うことなくリュカに続き後をついてくる。そして二人の子供をピエールとプックルが守るようにすぐ後に続き、その後を当然のようにミニモンとマッド、最後にキングスが扉の間に詰まりかけながらも塔の内部に入り込んだ。
入口の扉もリュカの背丈の数倍もありそうなほどの巨大なものだったが、塔の内部の天井は更に高く、塔の内部とは思えないほどの広さがあった。ミニモンとマッドが塔の内部と言うことを忘れて自由に飛び回れるほどの空間が広がっている。
塔の内部は主に巨大な柱が並ぶ。この巨大な天空の塔を支えているのは無数に立ち並ぶ巨大な柱の力だった。しかしその柱もところどころ魔物の手によって破壊され、折れた柱が無残にも床に転がっている。壊された柱にも年月が感じられ、一体いつ魔物の手によって破壊されたのかなどは想像が及ばない。ただ横倒しになっても、リュカの体などすっぽりと隠してしまうほどの巨大な柱は、魔物から身を隠すのには好都合だった。
しかしリュカがそう思ったのも束の間、早くも天空の塔に棲息する魔物がリュカたちの前に姿を現した。現れた魔物の姿を見て、リュカは思わず息を呑んだ。
「ほほう、久しぶりの訪問者だな」
人間の言葉を話す魔物は馬の姿をしていた。茶色の体にくすんだ黒のたてがみを持ち、二本の後足で立ち、前足をまるで腕のように胸の前で組む。黒々とした蹄が鈍く光っている。リュカの記憶に残る魔物と色はまるで異なる。しかしその馬の姿に、リュカは無意識にもぎりぎりと歯ぎしりする。
「なんだぁ? 人間と魔物が手ぇ組んでんのか。面白いヤツらが来たなぁ」
馬の魔物に近づいてくるのは、河馬のようにもサイのようにも牛のようにも見える戦士の格好をした魔物だった。左手に剣を、右手には盾を、頭の天辺から伸びる一角はまるで兜を被っているようにも見えた。
「ぐるるるる……」
プックルの低いうなり声に、ティミーとポピーがただならぬ気配を感じた。プックルは元々、戦いが好きなキラーパンサーだが、はっきりとした敵意をむき出しにすることは少ない。そしていつもならば真っ先に飛び出すプックルが、今は赤い尻尾を床に這わせるようにして、珍しく様子を窺っていた。
「……ジャミ……ゴンズ……」
リュカは剣を握る手に力を込めながら、体勢を低くし、いつでも飛びかかれるように構える。リュカの目には馬の魔物は白い体に赤い鬣、一角の魔物は毒々しい赤紫色の体に見えていた。
「なんだ、貴様、ジャミ様とゴンズ様を知っているのか」
ふと違う方向から声が聞こえ、リュカは素早く振り向き見た。するとそこにも同じような馬の魔物ケンタラウスが二体、リュカたちの方へとゆっくり近づいてきていた。逆の方向からは一角の魔物ソルジャーブルが二体、大きな足音を立てて塔への侵入者であるリュカたちに歩き近づいてくる。合計六体の魔物に取り囲まれたリュカたちは、中心にティミーとポピーを守るように円形に広がり、形を整える。
「リュカ殿、落ち着いてください。あれはジャミではありません」
「……うん、分かってる」
リュカもその事実には気づいていたはずだが、ピエールの言葉を耳にするまで冷静さを失ったままだった。父の仇であるジャミとゴンズに似た魔物は、恐らく同じ種類の魔物であることは間違いないだろう。しかし同じ種類であるだけで、目の前の魔物たちはジャミでもゴンズでもない。形が同じというだけで憎しみを抱いてしまうことは間違っていると、リュカは自分自身に言い聞かせるように心の中で念じた。
「この塔を壊そうとしてる悪いヤツらはお前たちだな!」
円の中心にいるティミーが大声で敵の魔物らに啖呵を切る。魔物らが人間の子どもであるティミーを見ると、揃って声を上げて笑う。しかしティミーが振り上げた天空の剣の煌めきを目にすると、ぴたりと笑い声を止めた。
「その剣は……」
「そうだ! ボクは勇者だ! 悪い魔物をやっつけて、塔の上にいる神様に会うためにここに来たんだ!」
ティミーには自身が勇者であるという誇りがある。天空の剣を操り、天空の兜と盾に守られる彼は、強大な魔物を前にしても、声を震わせなかった。その強い勇気を感じたのか、相手が子どもだというのに敵の魔物たちはもう笑うことはなく、世界を救うとされる勇者を守るリュカたちに真剣に向き合った。
「勇者は生まれないと聞いていたが……だがここで勇者を仕留めればよいだけの話」
「塔の上にいる神様だって? はっ! 笑わせるなぁ。この塔の上には神なんてものはいねぇよ! お前たちのカミサマってのは、俺たち魔物にビビッてどっかに逃げちまったんだよ!」
「神様がお前たちなんかにビビるもんか!」
魔物の言葉にむきになって反応するティミーの頭を、リュカは軽く押さえつけた。敵の言葉に乗せられれば形勢が不利になるのは目に見えている。ティミーは父の手の温かさに、この場にいるのは自分だけではないということを思い出す。
プックルが真っ先に飛び出すのはいつものことだった。ジャミとゴンズに似た魔物の姿を見て初め冷静さを欠いていたプックルも、リュカが落ち着きを取り戻し、ティミーの勇気に勇気をもらい、いつも通りの姿勢でリュカの横を飛び出して行った。
ティミーも冷静さを保っていた。中心に守られるような位置から飛び出すことなく、自分のすべきことを即座に判断した。敵から一番遠い自分ができることをと、ティミーは敵に剣を向けるのではなく、味方の援護に回った。
実践で大分慣れ、詠唱時間も短縮できるようになったスクルトの呪文が、味方全員に及ぶ。ティミーの冷静さは隣のポピーにも伝わり、ポピーも同じように援護するために、ソルジャーブル三体に向けてマヌーサの呪文を放った。二体のソルジャーブルの視線があちこち泳ぎ始めたことを、ポピーはリュカに知らせる。
プックルはケンタラウスの蹄の攻撃を受けながらも、体当たりを食らわせて魔物を吹き飛ばしていた。ティミーのスクルトの効果は絶大で、まともに蹄の攻撃を顔に食らったというのに、プックルはさほどダメージを受けなかった。
キングスは一度地面で弾みをつけると、思い切り飛び上がり、ケンタラウスを押しつぶそうと上からのしかかろうとした。ケンタラウスはそれを軽く避けると、キングスに蹄で殴りかかったが、スクルトの効果を得ているキングスには大した怪我を負わせることができない。キングスは再び地面に弾みをつけて、今度は横から飛びかかる。体当たりを食らったケンタラウスはたまらず地面に倒され、そこに今度はマッドが上から落ちてきた。巨大な青い竜に全体重をかけた攻撃を受け、ケンタラウスはたまらず苦しそうなうめき声を上げた。立ち上がれなくなったケンタラウスはどうやら背骨を折ってしまったようだった。
しかし立ち上がれないはずのケンタラウスが、次の瞬間には何事もなかったかのように再び立ち上がっていた。そしてまだ近くにいたマッドに前足を振り上げ、お返しと言わんばかりに蹄でマッドの背中を攻撃する。スクルトの効果を得ているとは言え、マッドの背骨がきしむような音が聞こえた。マッドの鈍い悲鳴にすかさずピエールが回復呪文を唱える。
「敵も回復呪文が使える。一気に攻めるぞ」
リュカはそう言うなり、マッドを攻撃したケンタラウスに向かって飛びかかった。剣を振り上げ、敵の首を狙う。どこか容赦ないその攻撃に、ピエールはリュカがまだ敵にジャミの姿を見ているのだと感じた。
正面からのリュカの剣は横に避けられ、一瞬ふらつくリュカの背中に敵の蹄が襲いかかる。素早く振り向くリュカは敵の蹄を剣の柄で打ち払う。今度はケンタラウスがよろめき、その隙にリュカは剣を下から振り上げ、ケンタラウスの馬の首を薙ぎ払った。敵が回復呪文を唱える隙を与えず、リュカは更に追い打ちをかけ、敵を地面に斬り倒してしまった。
「リュカ殿、思ったよりも冷静で安心しました」
「うん、大丈夫。僕よりもプックルが大変そうだ」
プックルはティミーのスクルトの効果を得ている強味があるからか、敵の攻撃をいくら正面から受けようともすぐに立ち上がり、何度も反撃を仕掛けていた。しかしあまりにも攻撃を受けているため、さすがに足元が覚束なくなってしまっている。プックルの姿を見て、リュカはすぐさま駆けて近づき、回復呪文を唱えて彼の傷を癒した。
「お父さん! こっちの魔物が!」
ポピーの叫び声に、リュカは後ろを振り向く。ポピーのマヌーサの呪文が効いていた二体のソルジャーブルが、子供達に向かおうとしていた。その目には既にマヌーサの効果が薄れているのが分かった。
子供たちを守ろうと、ミニモンが宙からメラミの火球を飛ばし、ソルジャーブルを攻撃している。鎧に身を包み、右手に盾を装備するソルジャーブルだが、メラミの火球でその巨体に火傷を負っている。しかし自らその傷を癒すわけでもなく、ただ宙に浮くミニモンを忌々し気に睨んでいる様子を見ると、ソルジャーブルは回復呪文が使えないことが分かった。
リュカは残る二体のケンタラウスをマッド、キングス、ピエールに任せ、プックルと共に三体のソルジャーブルに向かう。ミニモンがメラミの火球を宙から投げつけるや否や、プックルが火球を浴びるソルジャーブルに襲いかかる。盾で攻撃を弾かれるが、プックルは盾にしがみつくと、敵の盾を蹴りつけて更に襲いかかった。
ティミーに大きな剣を振り下ろそうとしているソルジャーブルに、リュカは後ろから攻撃をしかけた。剣を振り上げていたソルジャーブルの腕に、リュカの剣が斬りこむ。敵が悲鳴を上げている隙に、ティミーは逃げるどころか、敵の正面から天空の剣を槍のように突き出した。ソルジャーブルは咄嗟に盾を出してティミーの剣を受けたが、天空の剣の攻撃力は凄まじく、盾を打ち砕いてしまった。
「ななな、なんだぁ!? 盾が砕かれちまった!」
使い物にならなくなった盾を見て狼狽える仲間のソルジャーブルに、他の二体も同じように目を見張る。そして盾を打ち砕いてしまった一人の子供に視線を向ける。
「お前たちの盾も鎧も、ボクが全部壊してやるぞ!」
ティミーはそう言うなり、今度は別のソルジャーブルに向かって同じように天空の剣を向けて突っ込んでいった。同じように盾を出してくると踏んでいたティミーの予想に反し、敵はティミーに巨大な剣先を向けて応戦した。予想とは違う敵の動きに、ティミーは明らかに動揺し、足を止めてしまった。そこにもう一体のソルジャーブルがティミーに迫るが、プックルが横から突き飛ばし、事なきを得た。
「ティミー! 油断するな! 敵は一体じゃないんだ!」
「そんなこと、わかってるよ!」
リュカに指摘されたことが気に障ったのか、ティミーは半ばむきになって再び敵に天空の剣を向けて、突き出す構えを取る。しかしリュカはティミーが前に出られないように間に入り、ソルジャーブルの足や腕に狙いをつけ、剣を振るう。敵が盾を前に出してリュカの剣を受ける間に、リュカは敵の視線が何もない空間を彷徨い始めたのを見た。ポピーを見ると、一つ小さく頷くのが見えた。娘が再び敵にマヌーサの呪文をかけたのがすぐに分かった。
「プックル、行くぞ!」
「がうっ!」
リュカが声をかけると、プックルが飛び出しソルジャーブルに飛びかかる。リュカも同時に剣で斬りつけ、一気にソルジャーブル一体を倒した。そして倒した一体に構うことなく、リュカもプックルもすぐさま残る二体のソルジャーブルに向かう。
一体にはポピーのマヌーサが聞いていたが、もう一体は正常で、リュカとプックルに大きな剣を振り回して攻撃を仕掛けてくる。リュカもプックルも一度、剣の攻撃を身体に受けたが、スクルトの呪文の効果で大した怪我を負うことなかった。しかも敵の剣の切れ味は鈍く、切り傷を負う心配はなさそうだった。
「これでも食らえー」
上空から呪文を飛ばしてくるミニモンが、今度はメラミの火球ではなく、目に見えない呪文をソルジャーブルにぶつけた。呪文を受けたソルジャーブルは途端に狂気じみた顔つきになり、味方のソルジャーブルに向かって何の迷いもなく大きな剣を振り下ろす。メダパニの呪文にかかったソルジャーブルが渾身の力を込めて振り下ろした剣に、もう一体のソルジャーブルは為すすべなくその場に倒されてしまった。
倒すべき巨体を見失ったソルジャーブルは、狂気じみた顔つきのまま今度は青い二体の魔物に目を向ける。どうやら大きな敵に挑みたがる性分のようで、ケンタラウスと戦うキングスとマッドに狙いを定めたようだった。
ソルジャーブルが背を向けた瞬間、ティミーが飛び出し、その背後から天空の剣を思い切り斬りつけた。ソルジャーブルが装備する鎧は胸当てのようなもので、背中はほとんど守られていない。天空の剣の一撃を思い切り背中に受けたソルジャーブルは、おぞましい叫び声を上げ、片膝をついて後ろを振り向く。ティミーの一撃でメダパニの呪文からは解放された様子だったが、再び立ち上がることはできず、そのまま床に倒れただけだった。
「おおい……ケンタラウス……早く治してくれよぉ……」
「回復呪文が使える仲間はあっちで倒されてるぞ」
ソルジャーブルが助けを求める仲間は、マッドとキングスによって倒されたところだった。回復呪文ベホイミが使えるケンタラウスだが、マッドとキングスが容赦なく回復の追いつかない攻撃を加え、そこにピエールも加わったため、一体のケンタラウスでは太刀打ちできなかったようだった。
計六体の魔物を倒したリュカたちは、改めて広い塔の内部を見渡す。塔の中に他にもケンタラウスやソルジャーブルのような大型の魔物がいるとすれば、その魔物らが天空の塔のあちこちを壊して回っているのだろう。魔物らが天空の塔を壊す目的は、地上から神のいる城への道を絶つことではないのだろうとリュカは思った。神の遺物とも言えるこの神々しい塔を破壊することは、魔物らの本能的な目的なのかも知れない。
「お父さん、早く行こうよ」
ティミーが手にしていた天空の剣を背に負う鞘に慣れた手つきで収めた。床に倒れたケンタラウスに向かって低いうなり声を上げていたプックルも、これ以上ここにいる必要はないと言うように、ティミーの隣に並んで先を進み始める。立ち並ぶ石柱の間から、上に上る階段が見え、その階段に向かってティミーとプックルが進むのを見て、リュカもポピーを連れ、仲間たちと共にその後に続いて行った。

Comment

  1. ピピン より:

    bibiさん

    プチット族、意外と早い再登場ですね

    ゲーム本編でも思いましたが天空の塔を登るのって現実的じゃないですよね…
    途中でエレベーターでも無いと相当しんどそうです(´∀`;)

    • bibi より:

      ピピン 様

      コメントをどうもありがとうございます。
      プチット族にはここで再登場してもらいました。忘れないうちに・・・(笑)

      天空の塔はカリンの塔くらいに、非現実的ですね。途中でちょっと寝る必要もあるかも。
      DSでプレイしていたら、エレベーターのような装置があったので、それを採用する予定です。
      じゃないと、上にたどり着くまでのお話が書けなさそうなので・・・^^;

  2. ピピン より:

    bibiさん

    記憶に無いので調べてみたら、DS版からエレベーター装置が追加されたみたいですね。
    PS版4の天空への塔もほぼ同じマップらしいのですが、プレイしたのに全然覚えてない…(笑)

    なので、小説内で描かれるのを新鮮な気持ちで楽しみたいと思います(^-^)

    • bibi より:

      ピピン 様

      さすがに現実味がないと思ったんですかね、エレベーター装置の追加を行うということは・・・。
      プレイしたのに全然覚えていないのは、やはり天空の塔の攻略が簡単だったんじゃないでしょうか。塔の上にボスがいるわけでもないし・・・。
      こちらのお話ではゲームよりは苦労して上ってもらおうかなと思っています(笑)

  3. ケアル より:

    bibi様。

    コメントが、だいぶ遅くなり申し訳ないでした…。
    なかなか時間がとれず…、bibi様のダイヤリーはチェックしていたんですが…すみません。

    前回のコメントで間違えていましたねプチット族…すみません。
    プチット族たちは妖精だから姿が見えない設定なんですね。
    てっきり、ドラクエ3の呪文レムオルをとなえたのかと思いました(笑み)。

    BIBI様、こだいじゅもんベネット爺さんの話。
    お!もしかしてフラグですね?
    そろそろパルプンテですね!。

    この回はミニモン大活躍でしたね。
    ティミーとポピー…そうなんですよねぇ…。
    ビアンカの声も本来なら知らない状態なんでしたよねえ…。
    改めて心に響く描写でありました!。

    そして、ケンタラウスとソルジャーブルの戦闘。
    あいかわらずアドレナリン全快の話でしたね。
    あれじゃあ仲間8人居ないと全滅するかもですな(汗)
    そこでまたまたミニモン大活躍ですな。
    メラミとメダパニがなければ、戦闘は手こずっていたでしょうね。

    ティミーはまだ実践戦闘になれていないんですね。
    同じ手が2度も通じないのはお決まりなのに…。
    その点、ポピーはあいかわらず冷静な判断での呪文サポート!
    そろそろ、ポピーのイオ・ヒャダルコ・イオラあたりを覚えていませんか?
    ティミーもベギラマそろそろ使えませんか?
    双子の攻撃呪文が楽しみです。

    さすがのリュカもぷっ来るも、同じ姿形を見たら同様しちゃいますよね…。
    ボブルの塔で倒したとおもいきや、SFCをプレイしたプレーヤーの度肝をぬく絵ビルマウンテン3戦目(幼年期1戦目)。
    ゲマの印象が強くなったリメイクはラスボスミルドラースでなく、もはや彼?彼女?がラスボスゲマとして登場していてもおかしくない!。

    BIBI様、次回は、まだまだ上りますよね。
    DS版はエレベーターがあるんですか?
    驚きました!
    ケンタラウスとソルジャーブル(けん足すとブルート)が仲間にできちゃいますが…どうしますか?
    さすがにリュカとプックルの心が心配になりますよね。
    スライムベホマズン(ベホズン)との戦闘が楽しみです。
    仲間にしちゃいましょうよ(笑み)。
    次回も楽しみにしています!。

    • bibi より:

      ケアル 様

      いつもコメントをありがとうございます。お忙しいでしょうに、ご丁寧に・・・感謝いたします。
      プチットさんは妖精族のようなので、姿を消すことができる・・・そうです。そんな感じで書きました
      でも、古代呪文(?)のレムオルが使えるという設定も楽しいですね。何だか夢が広がります。
      ミニモンはちょこちょこリュカたちの心を揺さぶってきます(笑) あのいたずらっ子な顔ですが、悪気はありません。許してあげてください。
      塔の中は魔物の巣窟と言うことで、パーティーメンバー全員で挑んでいます。これからもどかどか現れると思います。大丈夫かな・・・。
      子どもたちの活躍が楽しい時ですよね、この辺りは。ティミーは基本、突っ走り勝ちなので、何度か同じ失敗をして学んでいくスタイル、かな。子供としてはそれが普通なのかも知れません。
      ケンタラウスとソルジャーブルを仲間にするのは、ある意味楽しそうですよね。リュカやプックルの精神が鍛えられそうです。
      スライムベホマズンを仲間にすると、一気にパーティーが強くなるけど・・・仲間にする魔物は本当に悩んでしまいます。本心では片っ端から仲間にしていきたいところですが、そうすると話を書くのが本当に混乱してしまいそうで(笑)
      私の頭の容量がもっと多ければ対応できるんですけどね。いや~、すみませんですm(_ _)m
      こうして感想をいただけると、よし、次も頑張って書くぞ!という気になれます。本当にありがとうございます!
      次のお話もどうにか書いて参りたいと思います^^

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